【感想・ネタバレ】独裁者プーチンのレビュー

あらすじ

世界の注目を集めつづけるプーチンだが、この「隣国の独裁者」の素顔は意外に知られていない。本書では豊富なエピソードや肉声を通じ、その人物像に迫る。貧しい労働者階級の家庭で育ったプーチンは、子供のころからの夢であったKGBに入るが、鳴かず飛ばずの中佐止まりだった。その後、ひょんなことからサンクト・ペテルブルクの副市長となり、中央政界に出てとんとん拍子に出世する。長年ノーマークの存在だったために、その経歴には謎も多い。資源依存型の経済運営で国策企業に側近たちを送り込むなど、あらゆる利権をクレムリンで掌握、外交面でも徹底した首脳外交で武器輸出のセールスマンとしても活躍してきた。一方、ジェット機を操縦したり虎退治をしたり、あるいは「国民との対話」という4時間以上のテレビ出演といった派手なパフォーマンスなどをみせるなど、メディア操作にも長けている。――世界の運命のカギを握る「黒い皇帝」の野望の原点がここに。

※この電子書籍は、2012年5月に刊行された文春新書を底本としています。また電子書籍版では、収録されていない写真があります。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

他の方のレビューにもありますが、作者は特に意見を提示するというわけでもなく、淡々とプーチンについて述べているという本です。
政治事情に疎い私にとってはプーチンについて知りたかった事がまとめられていて良いと思いました。

0
2012年12月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新しいプーチン像を知ることができるかなと思って読んだが、知っていることの方が多くてちょっと肩透かしをくらった気分だ。
プーチンを取り巻く環境や政治事情の復習には最適。

0
2012年09月06日

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