【感想・ネタバレ】小林製薬 アイデアをヒットさせる経営 絶えざる創造と革新の追求のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

どうしてマーケティングがうまいのか良い製品を開発できるのかそのエッセンスがよく分かった。ビジネスパーソンとして心構えも多く描かれていて参考になる。あったらいいなを常に形にしていく企業、分かりやすく相手に伝える、四六時何かないかと考える、小さな池の大きな魚戦略、仕事の前ではだれもが平等、失敗は堂々と語る文化、為せば成る為さねば為らぬ、為らぬは人の為さぬなりけり、驕らず謙虚に等一つ一つ吸収していきたい。

0
2022年07月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ニッチャーを極めし小林製薬の「小さな池の大きな魚戦略」にまつわる話。「わかりやすさ」を追求する企業制度や思考法について解説されている。

本筋とは直接関係ないが、「権威とは、周りが認識してくれるものであって、自分でつくるものではない」「情熱に任せ、本心からの言葉で伝えることで、場の空気が一変し、士気が高揚し、一丸となる」「凡事徹底を積み重ねる人こそが、多くの社員を束ねていくことを許されるリーダーなのだと思うのです」という一節がなるほどなと思った。

0
2023年06月21日

Posted by ブクログ

表紙を見た瞬間「あっ!小林製薬!」というテレビCMも耳から離れないフレーズが思い起こされた。
我々になじみのある数々のヒット商品を開発した経緯や、ニッチな市場(小さな池の大きな魚)を狙う同社のマーケティング戦略を理解することができる。
また、時代の変化とともに人々のニーズをとらえ、卸売業から衛生日用品へと主力事業を変貌させてきたことも分かった。
経営トップでありながら、若手も含めた大人数の社員と直接コミュニケーションを取り、ワイワイガヤガヤと対話しながら従業員のアイディアを引き出そうとする姿勢は素晴らしいと思う。
カリスマ経営者のDNAは、こうやって後世に受け継がれていくのだろう。同社の新入社員も、この一冊をきっと読んでいるに違いない。

0
2022年04月16日

Posted by ブクログ

現場・現実を重んじ、失敗を防ぐために油断をせずに「驕らず・謙虚に」を社員の方に繰り返し伝えられている。小林製薬は小さな池をつくり、ほかの競合がくるまえにおおきな魚を釣るというモデル。それが、アンメルツ、生薬、ブルーレットなどを生み出している。またマーケティングのための覚えやすい標語も限界までひねり出すという粘り強さもある。
過去には、得意でもなくシナジーもまるでない医療機器事業に挑戦してしまった結果、失敗に終わったこともあったがこれは現場を知ることができなかったことによるものである。今後も小林製薬はそのユニークな立ち位置を維持しつつ成長を続けるものと考える。

0
2022年02月02日

「ビジネス・経済」ランキング