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小林製薬はなぜ、20期以上も連続増益・増配ができているのか。なぜ、長年愛されるヒット商品を創出し続けることができるのか。なぜ、人を惹きつけるネーミング、キャッチコピーを生み出すことができるのか――。アンメルツ、ブルーレット、消臭元など、衛生日用品のニッチマーケットで勝ち続けてきた小林製薬。この成長企業を率いてきた根っからのマーケッターが、初めてその経営の秘訣を語り明かす。同族経営が成長・飛躍し、社会の役に立つ企業であり続けるための実例がここにある。 〈目次より〉●創造は「よいものの模倣」から始まる ●ブランドを育てるとともに「らしさ」を追求する ●「少しつくって、少し売り、さらにもう少しつくる」という考え方 ●会社にも人間にも成長過程がある ●「失敗は堂々と語る」文化を大切にする ●強いボールを投げ続ける ●現場を知れば、最悪の事態もイメージできる ●「実績を上げる」ことが先決だ ●「あと一日考える」ことの大事さ 他
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年07月31日
どうしてマーケティングがうまいのか良い製品を開発できるのかそのエッセンスがよく分かった。ビジネスパーソンとして心構えも多く描かれていて参考になる。あったらいいなを常に形にしていく企業、分かりやすく相手に伝える、四六時何かないかと考える、小さな池の大きな魚戦略、仕事の前ではだれもが平等、失敗は堂々と語...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月16日
表紙を見た瞬間「あっ!小林製薬!」というテレビCMも耳から離れないフレーズが思い起こされた。
我々になじみのある数々のヒット商品を開発した経緯や、ニッチな市場(小さな池の大きな魚)を狙う同社のマーケティング戦略を理解することができる。
また、時代の変化とともに人々のニーズをとらえ、卸売業から衛生日用...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月02日
現場・現実を重んじ、失敗を防ぐために油断をせずに「驕らず・謙虚に」を社員の方に繰り返し伝えられている。小林製薬は小さな池をつくり、ほかの競合がくるまえにおおきな魚を釣るというモデル。それが、アンメルツ、生薬、ブルーレットなどを生み出している。またマーケティングのための覚えやすい標語も限界までひねり出...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年06月21日
ニッチャーを極めし小林製薬の「小さな池の大きな魚戦略」にまつわる話。「わかりやすさ」を追求する企業制度や思考法について解説されている。
本筋とは直接関係ないが、「権威とは、周りが認識してくれるものであって、自分でつくるものではない」「情熱に任せ、本心からの言葉で伝えることで、場の空気が一変し、士気...続きを読む
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