【感想・ネタバレ】刑事弁護人のレビュー

あらすじ

現役女刑事による残忍な殺人事件が発生。弁護士・持月凜子は同じ事務所の西と弁護にあたるが、加害者に虚偽の供述をされた挙げ句、弁護士解任を通告されてしまう。事件の背後に潜むのは、幼児への性的虐待、残忍な誘拐殺人事件、そして息子を亡くした母親の復讐心? 気鋭のミステリ作家が挑んだ現代版「罪と罰」。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

ある事情から刑事弁護に使命感を抱く持月凛子が当番弁護士に指名されたのは、埼玉県警の現役女性警察官・垂水涼香が起こしたホスト殺人事件。凛子は同じ事務所の西と弁護にあ たるが、加害者に虚偽の供述をされた挙げ句の果て、弁護士解任を通告されてしまう。一方、西は事件の真相に辿りつつあった。
そして最後に現れた究極の存在とは……。

涼香の二転三転に苛つく。弁護士に逆ギレしてどうしたいんだい?
西弁護士・・・結構良い

0
2023年07月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

考えさせられる話だし、元刑事の弁護士という設定が面白い。
ただ、ストーリー上、伝えたいが故の作意と思われる点に違和感があり引っ掛かった。
犯行の一部始終を録画したレコーダーを公にするのに反対する理由として、被害者加納の母を気遣う点。地獄に落ちろと思う位の男の母にそこまで思いを馳せるかなと。
もう1点、加納の実家は地元の名家で、逮捕後は保身の為家から出させるような家庭で、母はしつけに厳しくヒステリック。息子から死ねと思われる様な母親。そんな母親が裁判に傍聴に来るかな、そして無罪になった被告人に刃物で切り掛かるかなと。
以上はあるが、刑事弁護士の次作があれば読みたい。

0
2025年09月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み始めた時期がドラマの「アンチヒーロー」と同時期であったので重なる部分もあると感じながら読んでいきました。
なぜ嘘をつくのか、誰のためなのか、終盤まで散りばめられたピースがどうはまるのか想像しながら読むことができました。

0
2024年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

流石、この手の話が得意な薬丸さんですね。重めで話もゆっくり進みますが、重みと痛みを伴ってラストに至ります。

0
2023年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

やるせない気持ち……になる話だった。
加納がああなってしまったのは子供の頃の酷いいじめと母親も原因であることが分かったけど母親のくだりはちょっと弱かったかな。。
加納と母親との関係性をもう少し掘り下げて欲しかったかなと。。そこだけがちょっとモヤモヤ。。

0
2023年10月11日

「小説」ランキング