【感想・ネタバレ】おしゃべりな部屋のレビュー

あらすじ

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近藤麻理恵が片づけてきた1000以上の部屋にまつわる実話を基に、
川村元気が紡ぐ7つの部屋の物語。
気鋭の絵本作家・大桃洋祐のカラーイラストを40点以上収載。
読売新聞連載時から話題沸騰の小説がついに単行本化!

わたし、橙木ミコには、誰にも言えない秘密がある。
部屋にある、モノの声が聞こえてしまうのだ。服や靴、本や家具がみな、話しかけてくる。
わたしは、依頼された家の“片づけ”を手伝う仕事をしている。
今、わたしの隣にいる片づけの相棒はボクス。おしゃべりな小箱だ。
どうして、片づけが仕事になったのか? どうやって、モノの声が聞こえるのか?
そもそも小箱が相棒って、どういうこと?
きっとあなたは不思議に思うだろう。けれども、これはどれも本当の話。
わたしが片づけてきた部屋は、千を超えた。
服を手放せない主婦、本を捨てられない新聞記者、なんでも溜め込んでしまう夫婦、好きなものが見つけられない少女、死の間際に片づけを決意する老婦人……。
部屋の数だけ、そこに暮らす人と、おしゃべりなモノたちとの思い出がある。
今からすこしだけ、その話を聞いてもらえたらと思う。
これはわたしが実際に体験した、すこし不思議な七つの部屋にまつわる物語だ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

片づけ家のミコのモノへの扱いがとても丁寧で、そのモノに魂が宿っているように大事に大事にしている様子がよくわかる。
モノを大切に!とは思っていても、こんな風に扱ったことは今までなかったかもしれない。
片づけとは自分の気持ちに向き合うこと。
幸せになるために過去に"片をつける"
自分を知ることであり、自分の好きなところを見つけていく作業でもある。
いつか着る、いつか読む...。
そのいつかは永遠に来ない。
手元にやってきたことには必ず意味がある。
「モノをあげる」という善意を装いながら「モノを捨てる」という罪悪感を押し付けていた。
片づけの極意は「何を捨てるか」ではなく「何を残すか」
ありがとうの一言を忘れずに、モノに対してねぎらう気持ちを持つこと。
この本には私の心に刺さる言葉がたくさんあった。

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2023年02月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

私は片付け系のテレビ番組が好きです。
つい最近、Netflixの「人生がときめく片づけの魔法」を見ました。
「ちょっと気分転換」くらいの軽い気持ちだったのに、あっという間にシーズン2まで見終わりました!
BSで放送している「ウチ断捨離しました」も毎週かかさず見ています。
散らかった部屋がきれいに整えられていく過程がとても好きなのです。
私自身は、トキメキや断捨離が流行る前にカレン・キングストン流で片付けてしまったので、あえて本を読むことはなかったのですが、あまりにもNetflixが面白かったので、この本を読んでみることにしました。

この話は近藤麻理恵さんをモデルにしたと思われるミコが主人公。
相棒のボクス(箱)と共に、片付けで悩む依頼者の元に行きます。
片付けるのはあくまでも依頼者で、ミコはアドバイスや手伝いに徹するところもこんまり流ですね。

片付けたい気持ちになるわけではないですが、なかなか面白い本でした。
服や物を立てて収納するところは、こんまり流が1番だと思います。

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2023年07月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

表紙に惹かれて購入。
普段は考える機会があまりない物の気持ちや大切にしていた理由などを考える、見つめ直す良い機会だった。
各章を読み終わったあとに片付けがしたくなった。

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2024年09月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こんまりさんの「人生がときめく片づけの魔法」の物語バージョン。
イラストも多くとても読みやすかった。
本には前に読んだ人が栄養を吸い付くした「出がらしの本」と何度読んでも味の変わらない、むしろ味が出てくる「スルメ本」がある。
きっとずっと棚に置いてあって読まれてない、読む予定がない本は「出がらしの本」なんだろう。
こう考えると短い人生での取捨選択は大切だと思う。
なぜモノを捨てられないのか、不安と執着だけで持っていないか、考えると少し部屋が片付いていくのだろう。

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2023年02月10日

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