あらすじ
父・露伴の死にゆく姿と、続く葬儀の模様を綴り、刻々の死を真正面から見つめた者の心の記録とした『父―その死―』。掃除のあとで、念を入れるために唱えなければならない呪文「あとみよそわか」のことなど、露伴父子の日常の機微を伝えるエピソード七話からなる『こんなこと』。誠実に生き、誠実に父を愛し、誠実に反抗した娘が、偉大な父をしのんで書き上げた、清々しいまでの記録文学。
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Posted by ブクログ
親子の繋がりというものはこんなに深いものなのか、と読み終わってため息。
今の時代…と言っていいのか、そんじょそこらにはない繋がりだと思います。
私は親をこんな風にして看取ることが出来るだろうか、と考え込んでしまった一冊。