あらすじ
わが手にかけたはずの明智光秀が「生きていたぞよ」と聞いた忍びの小五郎。噂がまことなら、今度こそ討ち果たして忍びの名誉を取り返さなくてはならない。しかしその道筋は意外な方へ(「首」)。潜入先で忍びの正体を見破られ、恐れ入って寝返った寅松。だが、その寝返りを自分の味方に知られ…(「寝返り寅松」)。歴史の裏で活躍した「忍び」同士の因縁の対決、哀愁、恥、名誉など、非情な宿命の中で熱い血をもって生きる姿を描く。全七篇。
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Posted by ブクログ
非情な世界に身を置きながら、血も涙もある忍者たちの生き様。主人公の忍者が中二病こじらせた主君に呆れながら付き添う様がコントみたいな「戦陣眼鏡」がお気に入り。