【感想・ネタバレ】強運の持ち主のレビュー

あらすじ

ショッピングセンターの片隅で占い師を始めたルイーズ吉田は、元OL。かつて営業職で鍛えた話術と、もちまえの直感で、悩む人たちの背中を押してあげるのが身上だが、手に負えないお客も千客万来。「お父さんとお母さん、どっちにすればいいと思う?」という小学生。何度占いがはずれてもやって来る女子高生。「俺さ、物事のおしまいが見えるんよ」という大学生まであらわれて、ルイーズはついに自分の運勢が気になりだす…。ほっこり優しい気持ちになる連作短篇集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人を占うときは直感と探偵のような探りで、それらしく言えるのに、自分のことになるとぐるぐる考えてしまって占いに頼っているのが可愛い。
ルイーズのように、結局、自分の今までの人生からくる直感や考えを大事にして生きていったほうが後悔はあまりしない気がする。

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2026年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どこかユーモラスで、時折クスッと笑いながら読み進めた。個性的な登場人物も面白い。

悩みには結局最後は自分の直感に慕うのがいいのかな。占いに来ている人は背中を押してもらいたい人がほとんど。
竹子が占いの結果通りに(悪いことも)伝えようとするのに対して、幸子は物は言いようで、うまくプラスになるように伝えるところはうまいなあと思った。物事は捉え方次第なんだなあという学びになった。

「強運の持ち主」である通彦の「強運」は幸子といっしょになったことかな?と思う。通彦のために占いを駆使していろいろと頑張ってくれる。これは「強運」だ。幸子は気づいてないようだけど。

『ありか』でも感じたが、瀬尾作品には共通して、幸せは身近なところにあると気づかされる。ジャスコやダイエーでの買い物でも十分楽しい!

瀬尾さんの小説を読むと気持ちが軽くなる。最近仕事で気持ちが疲れていたけど、「まあいっか」という気分になった。

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2026年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読みやすくてすらすらと読めた。
営業から占い師になった女性の話。
同棲してる彼氏は、占いのお客さんで来てた人の彼氏が、すごく強運の持ち主かつ相性が良くて、
試行錯誤して付き合うことになった人。
料理のアレンジが癖があり、
休みは合わないし、冷めてく感情はあったが、
いない生活は嫌だと彼女が思えたこと
彼が彼女のアタックに惚れたわけではなく、
スーパー?での買い物を付き合った後にした時に好意を感じたこととか素敵だった。

占いも大事だけど、
大切な子供第一に人生を考えたり、
直感を大切にすること、
周りを頼ることが大切だと教えてくれる小説。

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

占いのものがたり。
それぞれの人が抱えてるもの、感じてること、解決することが全てじゃない。

誰かの影響を受けるのも悪くない。それをまた誰かと違う形で共有していくのもちょっと愉快だ。p200

私の運勢を動かすのは、今はまだ自分自身だ。だけど、ほんの少し、私のこれからを決めるのに、通彦が入り込んでる。通彦も同じ。私が入り込んでいるはずだ。p258

いろんなものを頼りに進んでいけば、なんとなくそれらしいものにたどり着けそうな気がする。p262

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

瀬尾さんの作品本当にだいすき!
やさしい世界観なんだけど、ちょっぴり変わった登場人物たちに癒される。
今回は、通彦が特に印象的だったな〜
のんきでマイペースな性格と独特の料理センスで、通彦が出てくるたびに空気がふわっと緩む感じがすごく良かった。

短編の中だと、「ニベア」が1番好きでした。
一見ヘンテコな家庭に見えるけど、読み進めると切なくて温かい。優しい嘘という言葉がぴったりのお話だった。

結局、凄い占いの能力を持った人が問題を解決をするわけではなくて、人が人を思う気持ちが、少しずつ人生をやさしい方向に動かしていくんだなと思った。

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2026年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

鬱屈精神科医占いにすがるを以前読んで面白かったので、占いを題材にした小説を読みたいと思い読んだ。

心温まるやさしいお話だった
強運の持ち主のどこが強運なのかはわからなかったけど、人に頼れば強運に近づいていくのかもねえ

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2026年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ショッピングセンターの片隅で占いをするルイーズ吉田と、占いに来るお客さんの連作短編集。

瀬尾さんはありふれた日常にちょっとした不思議を共存させるのがお上手で、本作も身近でなくてもどこかでこんな暮らしがあるのかなあと想像させてくれました。
個人的には占いをあまり信じていないので、どんな人が占いに行くのか、何を相談するのか興味深かったです。

ルイーズのようにショッピングセンターの一角で占いをする人って見かけたことないんですが、都会(田舎民丸出し)では普通の光景なんですか…?
占い師にも良いこと悪いことをそのまま伝える人、相談者の雰囲気を見て直感で伝える人、様々だからお客さんとの相性も大事だなあと思いました。
悩みの深刻さは大小あれど、毎日一対一で人と向き合うのは職場の人間関係とはまた違った辛さがありそうですよね…。
ルイーズはお客さんのことや相談された内容をサラッと恋人に話していたので、気持ちは分かるけどそれはやめてー!と心配になりました。笑

通彦のようにマイペースで懐の深い人が強運の持ち主なのは妙に納得です。
未来はどっちにも転がる可能性があって、占いの結果は自分次第で変えていける。
ひとつのことに囚われず立ち止まって視点を変えてみることは、この先の自分の心にも留めておきたいです。

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2026年04月11日

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