【感想・ネタバレ】Jの神話のレビュー

あらすじ

全寮制のミッションスクールで、敬虔なクリスチャンの安城由紀が謎の投身自殺。亡くなる直前に残した遺書には「ジャック」という言葉が。その後間もなく、カリスマ性をもつ美しき生徒会長・朝倉麻里亜も自室で<胎児なき流産>により失血死し、学院内に衝撃が走る。相次ぐ不審死の真相に迫る女探偵・黒猫と、内気な新入生の坂本優子に迫る魔手。背後に暗躍する「ジャック」の正体は? 極上エロスと奇想天外なストーリーが絡み合い、ミステリの概念を覆す驚きのラストへ!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

染色体がどうのこうのとか科学的っぽいことと、神話が混ざったお話。
染色体YYの生き物ってほんとにいるのかな?
犯人が人ではないものだったことには驚きました。
なんか女子高の寮で性奴隷が・・・
とかってエッチな展開にドキドキしたけど、
なんか、Jの寿命が短すぎて、せっかくのガールズラブの成就が・・・
って切なくもなった。
この女子高、おそらく八王子に実在する学校が元になってるんだと思うんですが、その高校の名前がエッチなお店っぽいw

0
2013年06月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

こっちは真面目に自分なりの推理しながら読み進めてたのに、終盤に急にチンポ出てきてそっから全部チンポになって驚愕&動揺wwwwww
ミステリーじゃなくてファンタジーやったんかいワレ、って感じにはなったが、その辺も含めておもろかったのでまあよし。
メフィスト賞の作品は一気読みしてしまうもんが多いなー。

0
2025年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【あらすじ】
全寮制の名門女子高を次々と襲う怪事件。一年生が塔から墜死し、生徒会長は「胎児なき流産」で失血死をとげる。その正体を追う女探偵「黒猫」と新入生の優子に追る魔手。背後に暗躍する「ジャック」とは何者なのか?「イニシエーション・ラブ」の著者が、女性に潜む“闇”を妖しく描く衝撃のデビュー作。

【感想】

0
2017年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全く予想を超えた終末だった。
わたしは、外見は女性だけど生物学的には男性というのが犯人だと思っていた。
まさか、そうくるとは。
自分が女性だから言うんじゃないけど、完全体により近いのは女性の方なんだね。
美しさだけでなく、猛々しさを持つ者は完璧なんだ。
そういえば、天照大御神もそうだな。

0
2016年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ここまでSFだとは思ってなかった。SFの苦手なところは、日常的な感覚をすべて無視できてしまう点なんだけども、ただその中でも当然ロジックは破綻させられない。今作はロジックに違和感はないけど、ミステリーとして読むと落ち着かない。

今回の作品は閉じられた全寮制の女子校。それだけで何か起こりそうではあるんだけども(笑)、女の花園(というかコミュニティ)によくあると言われる妙なヒエラルキーとかパワーバランスというが、それが今回の謎のキモになっていて、SFっぽさはまぁある意味おまけと言えなくもない。SF設定のせいで死んじゃうという点はミステリーではなくホラーなので、そこの重みをどう評価するか、かな。

全体としては「死の真相」がSF設定の結果なので、読みモノとしては昼ドラかなと思う。

0
2022年03月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 表紙のイラストよろしく、物語りのはじまりは学園ドラマ仕立でちょっと間延びした感がある。そして「黒猫」登場、エログロ突入って詰め込み過ぎじゃないかな。ラストには悪魔の正体を講釈する辺り、著者も話の落としどころに悩んだ結果だとおもう、それが成功したかどうかは読み手の感じかたによる。

0
2017年03月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

着地点にビックリ。こんな終わり方を迎えるとは思っていなかった。斬新ではある。発想は面白いなぁと思った。ただ、グロめの描写に加えて、後半は官能小説と見紛うようなエロ描写で、しかも百合要素満載なので、これが受け入れられない人は読むのがキツいかもしれない。
遺伝子関係のお話や、聖書・魔女の解釈が興味深かった。遺伝子が実際どこまでそうなり得るのかは分からないけれど、こんなことが起こり得るかもしれない・・・?なんて考えるくらいに、科学的なお話が作り込まれているのは良かったと思う。
向かうところ敵なしの黒猫の評判に対して、調査中の行動ですぐに感情的になったり、あまり強かさや敏腕っぷりが伝わらず、キャラがブレているように感じたのが少し残念だったかな。

0
2015年03月10日

「小説」ランキング