【感想・ネタバレ】目的ドリブンの思考法のレビュー

あらすじ

気鋭の戦略コンサルタントが教える
〈目的-目標-手段ピラミッド〉と〈5つの基本動作〉

デロイトトーマツで上位数パーセントの人材に限られる
最高評価を4年連続で獲得した気鋭の戦略コンサルタントが教える!
「不確実な時代」に望む成果を得るための
あらゆる業界・職種に通底する思考の「型」

▼長谷川晋氏(MOON-X Founder CEO、元Facebook Japan代表取締役)推薦
“会社員の時も、社長に就任した時も、起業した時も、真っ先に考えたことは「目的」である”

---
もはや、これまでの延長や過去の成功体験で仕事をすればいい時代ではない。
不確実(VUCA)な時代のビジネスパーソンに求められるのは、従来のやり方に囚われることなく、「目的」を起点として考えることができる能力だ。

だがその重要性に反して、目的の役割や、どのように設定すべきかをわからない人は少なくない。

〈目的-目標-手段〉のピラミッド構造を本質的に理解できていないと、間違った目標を掲げ、間違ったアクションをしてしまう。
本書は、目的を出発点とする思考の「型」(フレームワーク)をベースに、それを実行に落とし込むための5つの基本動作(認知・判断・行動・予測・学習)を示す。

【目次】
第1章 まず、「目的」から始めよ
第2章 「目的」をどう設定するか
第3章 目的から「目標」への落とし方、そして実行へ
第4章 成果創出の「手段」とあらゆる仕事に通底する「5つの基本動作」
第5章 〈認知〉 最小の労力で最大の成果を出す「問題の見極め方」
第6章 〈判断〉 最良の結論に最速でたどりつく「判断の方法」
第7章 〈行動〉 無駄な動きなく最高の成果を得る「アクションの導き方」
第8章 〈予測〉未来の問題を先読みし先手を打つ「リスク予測法」
第9章 〈学習〉 既知から未知を知る「学びのレバレッジ法」
終章 新たな始まりに向かうための思考〈問い〉の地図


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Posted by ブクログ

素晴らしい本。

なぜ、部下となる新人の仕事は最初は上手くいかないのかと悩んでいたが、この本の説明を読みすっときた。

新人の仕事の多くがうまくいかないのは、目的と目標、そして手段の筋道が通っていないことが多いからである。

もしくは、そもそも目的か目標、手段のどこかの言語化が抜けてしまっているからなのだ。

目的と目標、手段が明確にされ、綺麗につながっていなければ、私たちが正しい道に進むことは困難であり、時間を無駄にする可能性が高い。

新人の仕事が微妙なのは、まさにこの点なのだと読んでいて腹落ちした。

このレビューでは新人について書いたが、この本は新人の仕事に限った話だけしているのではない。誰しもビジネスマンなら参考にするべき、応用のきく話が展開されている。

なぜ上手く周囲の期待と合致しない仕事をする人がいるのか、自分がそういうことをしていたときに方向修正するにはどうしたら良いか?、今まで自分が言語化できなかったことを綺麗に言語化している良書だった。

0
2025年09月15日

Posted by ブクログ

良本と判断する。
目的、目標、手段、戦略、戦術、、日々の業務ではそれらが混同され業務が行われているように感じる。
目的、目標、手段を階層構造で理解し、〈予測 ─ 認知 ─ 判断 ─ 行動 ─ 学習〉という基本動作を型として身につけることで、仕事はクリアで生産的なものに変わっていく。

0
2025年06月01日

Posted by ブクログ

1 どんな本?
目的を達成する為のストーリーを「目的-目標
-手段」の三層ピラミッド構造と「予知-認知-判
断-行動-学習」の五つの基本動作として型化し、
実践の心構えや技法を盛り込んだ本。あとがきの
謝辞が素敵な本。

2 なんで読んだの?
(1) 目的の作り方を学びたかったから。
(2) 目的の設定と運用方法を知りたい。
(3) 人生の目的等々を設定できる状態になり
たい。

3 構 成
全10章365頁構成
目的から始める合理性から始まり、問いの地図と
いう名の本書の要約で終わる。三層のピラミッド
、 5つの型の説明を行い終章で要約する構成。

4 著者の問題提起
何のためにリーダーは存在するのか?

5 命題に至った理由
経営コンサルタントとしての著者の経験から。

6 著者の解
目的を成し遂げ目指す未来を創造する為

7 重要な語句・文
(1) 何のために?
(2) どうやって?
(3) SMARTの法則
(4) どんな状態になりたいか?/べきか?
(5) イネイブラー
(6) 因果関係の構造は?
(7) 判断軸とその重み(まとりくす)
(8) アクショナブルか?
(9) リスクのインパクトと可能性と受容
(10) 共通目的の抽出(既知から未知を知る)

8 感 想
あとがきで著者の人柄が伝わってきた。
刺さったのは目的の設定の仕方。「どうなりた
いか?」と言う自分の思いと「どうあるべきか?
」と言う軸と時間と立場及び資源。人生の目的の
参考する。
深く知りたい事は自己への問い。終章の図を暗
記するぐらいに出来るようになりたい。
人に勧めるなら単純にアクショナブル。考え無
いで言う人いっぱいいると思うから。
図やグラフでとても分かりやすかった。
コレを何回も読めばタイトルの通り目的が突き
動かしてくれるようになると思う。

9 TODO
(1) 人生の目的の設定を手帳に書く
(2) 長・中・短期の目標設定を手帳に書く
(3) 手段考案を手帳に書く

10 問 い
  どうするの?

11 答 え
  お前が決めろ。

0
2024年10月16日

Posted by ブクログ

2024年 48冊目
2年前に一度読んだが、著者の新刊が発行されたので再読。改めて勉強になる。
各要素は仕事の中で上司や別文献から学んだところもあるが、「目的」というテーマで体系的にまとまっている良書である。
コンサル不要論がXやビジネス誌でよく書かれるが、「目的」を捉えた助言ができるコンサルタントは今後も日本社会に必要と考える。

0
2024年08月29日

Posted by ブクログ

ロジカルシンキングや思考法の名著と呼ばれるものを一通り読んでから本書を手に取ったが、まさにその集大成とも言うべき本だった。

目的ー目標ー手段という至極簡潔なピラミッド構造を常に念頭に置くということ、同時に予測・認知・判断・行動・学習の5つのプロセスを循環させること。常に全体像を捉えて仕事をするとか、無駄な仕事をしないとか、MECEに物事を捉えて分析するとか、これまでの名著から学んだことが綺麗に地図上に表現されており腹落ち感がある。

実際にこれを実行できるのか?となるとまた別問題なのかもしれないが、これがあるべき姿であることに間違いはないだろうと思わされた。またいつか仕事に躓いたとき、環境が変わったとき、決断に迫られたときなど読み返したい一冊。

0
2024年03月16日

Posted by ブクログ

最近読んだ本の中で個人的に一番のあたり。中身が濃く、どのページも実際の仕事にも人生にも応用できる内容。一度では全て吸収できないので、何度も読み返して身につけていきたい

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2023年12月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

目的-目標-手段で考えるフレームワークと
それを実現するための5つの基本動作
⇒予測、認知、判断、行動、学習
これらが一つ一つ方法論まで具体的に書かれていて分かりやすかった。論理的に問題を解決する方法がインプットできた。

また、個人的に新しい示唆だったのは5つの基本動作の中での「学習」である。
知の領域に対して、既存の情報を活用するアナロジーの考え方が、普段の業務にも使えるなと勉強になった。

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2022年12月30日

Posted by ブクログ

目的を頂点として仕事を駆動することが成果早出の原則であり、目的ー目標ー手段の一本化を常に意識すれば必ず成功すると論じている。この原則は経営層にも一般職にも通じる思考法であると感じた。

VUCA(Volatile/Uncertain/Complex/Ambiguous)時代を生きる私たちは、過去を参照して将来を考える考え方であるバックミラー思考を抜け出し、望む未来を最初に描く、未来起点のバックキャスト思考にシフトする必要がある。目的とは、新たな価値を実現するために目指す未来の到達点を意味し、VUCA時代を生き抜くための指標となるものである。
今まで、会社のルールに従って何となく考えていた目標設定に対する意識が大きく変わった。

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2024年11月24日

Posted by ブクログ

目的からブレイクダウンして目標、行動を考えていく。いわゆるあるべき姿を「目的」と置き、バックキャスト思考で考えていくのは、とても馴染みがある思考法。

行動を5つの基本動作に分類し、「思考と行動の型」とするが、この詳説が本書の真骨頂。
PDCAサイクルではないが、以下の5つのサイクルを回していこう、というもの。

(現在)認知→判断→行動→(将来)学習→予測
→認知…

以下、私が気になったメモ書きです。
アナロジーを意識するというのは、「メモの魔力」にも通じるもの。生活に取り入れたい。


認知
ギャップ認識からブレークダウン

判断 すべきとこをすること、すべきでないことをしないことを判断する。
判断は質×スピード。
質の向上は、軸を持つ。ぶれない判断を。
スピード向上は修練の積み重ね。

行動
アクションを導くこと。
スピード×正しさ(正しいアクション)。

予測
リスクを予測。目的とリスクは裏表。
リスクのインパクトは脅威度(やっかいさ)×脆弱性(受け手の弱さ)
リスクは推論や想像力、他者の意見で炙り出す
リスクマトリクスで優先順位を評価する。
リスクの重み×発生確率

学習
習熟の学習(経験曲線効果)と横展開の学習(抽象化)。
アナロジー 「既知」の内容を「未知」に当てはめて、新たな理解を得よう。両者に「類似性」が必要。コンサル思考の真髄。
「アナロジーを使おう」と意識しないと使えない

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2024年08月15日

Posted by ブクログ

手段の目的化に陥っている人は自分を含めてよく見かける。
手段の目的化は人を苦しめる要因の大半を担っている印象、しかし当人は全く気が付くことが無いので余計にタチが悪い。
自分の目的は手段では無いか?見直すことができる本。

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2024年08月04日

Posted by ブクログ

感想:
本書は、問題解決や仮設思考について書かれた様々な名著を、体系的にまとめ上げるだけでなく、オリジナリティも感じられる良作、だと感じました。
特に面白かったのは、「イシューから始める」のではなく、「目的から始めよ」と唱えたアンチテーゼ。
大ヒットの名著に対して、真っ向から反対する意見を言い切ってしまうところに、筆者の強い意志を感じられ、そんな情熱的な筆者に私は興味を持ちました。
批判を行いつつも、イシューについて書かれた内容から、名著への敬意を感じられました。

本書をおすすめしたいのは、特に「学生」です。
理由は、「学校の勉強に意味はあるのか?」について、私にとって新しい考え方でアンサーを出しており、これは学生の心に刺さるかもしれない、と思ったからです。(少なくとも、私の心には刺さりました(^^;))

本書を読んだ目的と背景:
仕事で目標設定と取り組みの質を高めるため。
立てた目標が形骸化、目標の難易度が高すぎで実施しない、など仕事で目標達成ができずにいるのが背景。

読んだ割合:
70%。見出しだけ読んで、説明できる知識があるものは割愛。

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2024年07月15日

Posted by ブクログ

目的(Why)→目標(What)→手段(How)の順に考えていくことの大切さ。結晶性知能と流動性知能。意思決定者としては結晶性知能が重要。
仕事に限らずあらゆる行動の大前提として認識しておきたい。

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2024年05月11日

Posted by ブクログ

目的を念頭に置き、それを実現するための目標を定め手段に落とし込む。時間軸/誰がを追加することによりアクションに繋げる。目的を阻むのがリスクとなる。リスクは回避/軽減/移転/受容できる。

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2023年10月31日

Posted by ブクログ

目的→目標→手段。これには一貫性が必要。


適切なイシューは目的無くして見つけられない。
目的と現状のギャップから解決すべき問題を。
その人の、ポジション、時間、使命、意志によって、目的は変化。
手段を決めるのも、目的や目標を頭に入れながらする。
目標の達成を定量化、定性的な条件を設ける

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2023年09月12日

Posted by ブクログ

受け身に慣れてくると、目的を見失うことがある。
目的とは何であるかを述べた書物。

◉目的は空間軸と時間軸の2軸
時間軸はポジションにより果たすべき領域が決まる。
つまり上位者は拡がる。

◉最大公約数的な判断は尖りのない凡庸な結論になりがち
決断はリーダーの責任。

◉学習の本質は転用である
勝ちパターンを新たな問題解決に当てはめること。
つまり多くの勝ち筋が見えてくることで、問題解決能力が高まる。

◉アナロジー=既知を未知に当てはめ、新たな理解を得ようとする試み
学びを得ようとする強い姿勢が、日常が示唆の宝庫になる

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2023年03月17日

Posted by ブクログ

目的→目標→手段
今やっている業務においても、なぜ必要なのかを理解しておきたい。自分がわかっていない状態で後輩に仕事を任せるのではなく、こういう意図があるということをしっかり明示できる上司でありたい。

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2023年03月17日

Posted by ブクログ


面白かった。管理職向けだが一般職にも抽象化して活かせることが多い。目的を立てて行動することをめちゃくちゃ詳細に教えてくれる本。管理職になる前に再読したら新たな発見がありそう。

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2023年02月14日

Posted by ブクログ

目的、目標、手段のピラミッドで目的を達成する方法を書いている。
内容に新しい要素はあまりなく一般的に言われていることが多いが、問題解決の方法が流れで書かれているため流し読みすると良い。

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2023年02月01日

Posted by ブクログ

まず最初に目的を設定するというのは、大いに共感した。
何事も打ち手から、考えるいわゆる”how思考”で物事を考える人が多いが、最初に目的を設定しておかないと、全く真逆の方向に進んでいるということは多々ある。
戦略と戦術の話とよく似ていて、戦略の良し悪し、戦術の良し悪しでセグメント分けした4パターンの場合、一番最悪なのが、戦略が悪くて、戦術がいいパターン、なせなら、戦略が悪くて(方向性が違う)、戦術がいいと間違った方向に大きく早く進んでしまうため(戦術はいいから)
まずは、何が課題なのか、そして、それを設定した上でどう進んでいくのか(もはや割合は8:2くらいでいいのでは)を考える必要がある。
goal,object,purpose,この3つが目的という意味を持つがそれぞれの単語の成り立ちから考えて、目的を設定することも重要(方向性、熱意や意義など)

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2023年01月29日

Posted by ブクログ

▼読んでいた時の興味
①今年の目標設定をする上で人生の目的や目標や手段の設定に悩んでいたから。
②魅力的な目的はどのように設定すればいいのか悩んでいたから。
③そもそも目的はなくても良いんじゃないだろうかと悩んでいたから。

▼印象に残った意識していきたいこと
①どんな小さなことにも目的はある。どんな行動でもなにかしらの未来の変化を意図しているはずだ。だから、無目的でいいんじゃないかという発想はそもそも存在しない。
②目的を自覚的に扱えば最小の労力で最大の成果を上げることが現実のものになる。
③目的には主観が必要。たとえば、観光地の情報をどれだけ並べ立てても、こういうところに行きたいという主観的な気持ちがなければ目的地が定まらないのと同じことだ。
④分析思考で目的を生み出すことはできない。数々の要素をひっくるめて一つの目的へと収束させていく総合の思考が必要。
⑤自身が腹落ちする目的を見出すまで、何のためなのか?を問うことが目的設定の王道。
⑥もしその仕事がなくなったらどうなるか?を問うと目的がわかる。
⑦目的や目標を判断軸とすれば意思決定はブレなくなる。
⑧設定される目的が無制限に拡散しないよう、自分のポジションや見据える時間軸の2軸で外枠を作る。
⑨目的→目標→手段の成果創出ストーリーが優れているかの5つの判断軸。戦略的である。統合されている。ユニークである。実行に繋がる。人心をかきたてる。

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2023年01月20日

Posted by ブクログ

「バックミラー思考」から「バックキャスト思考」へ

「バックキャスト思考」=望む未来像から現在に立ち返り、その実現に必要な手段を見つけること

目的を突き止めるには「もし、その仕事がなくなったらどうなるか?」という裏からのアプローチも大事

目標設定を5つの視点で確認する

①具体的であるか
②測定可能か
③達成可能か
④目的と整合してるか
⑤期限が明確か

仕事の成果を出すための基本動作
①認知=解くべき問題を発見する「イシューの見極め」
②判断=複数の選択肢の仮説立案、判断軸の設定
③行動
④予測
⑤学習

「問題」とは「現状」と「目標」のギャップ

「何が問題なのか?」は問題設定にはよくない。
問うべきなのは「我々は何を目指しているのか?」
「目指す先と現状のギャップは何か?」をとうこと

「方針・実行・成果」を俯瞰的に見るコーザリティチェーン(因果連鎖)を作るとわかりやすい

最上位の「成果」層には「定性的・定量的成果」が置かれる。イコール「顧客への価値提供」

第二の「実行」層は、「誰が(人材)、何を(業務、制度)、どのように行なっているか(IT・ツール)」という実行のあり方を包括的に捉えている

第三の「方針」層は「何のためにそう動くのか」、「どういった方向性で動くのか」の方向づけ

リーダーは判断をし、その判断を伝えることが大事
判断とは「すること」と「しないこと」を分かつこと

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2022年12月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

本書で印象的だったのは、物事を捉えるうえで「広がり」と「深さ」の両方が必要だという点だ。普段は目の前の課題に深く入り込みがちだが、広い視野で構造的に考えることで初めて本質が見えると実感した。ロジックツリーなどのフレームワークは、単なる整理の技法ではなく、自分の思考の癖を矯正し状況把握を助ける有効な手段だと感じた。

また、「生産性向上の公式」は、自分の職場の課題を考えるうえで非常に納得感があった。人材不足により付加価値の低い業務が増えてしまう状況では、個人の努力で改善しにくい部分が多い。その中で、自分たちが生産性を高めるには、スピードや精度、限られた時間の使い方で勝負するしかないという現実を認識すると同時に、改善の余地が明確になった点は前向きな気づきだった。

さらに、結晶性知能と流動性知能の議論から、組織で求められる知能のバランスについて考えさせられた。正しい判断には両方が必要であり、合意形成に頼りすぎるのではなく、最終的にはリーダーが責任を持って決断すべきだという主張にも共感した。全体として、本書は今後の働き方や組織での役割を見直す貴重な機会となった。

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2025年11月18日

Posted by ブクログ

•目的、目標を設定し、行動レベルまでブレイクダウンする
•一貫した整合性が取れているか確認する
•もしその仕事がなくなったら、を考えて目的を突き詰める

レビューの評価が高いから期待して読んだんだけど、腹落ち感があまりない。
リーダー目線で書かれてるんだけど、
私はリーダーではなく、一担当だからなの
私がそのレベルに追いついていないだけなのか、、、、

難しいことを簡単に伝えることって大切〜って思ったし、
こんなフレームワークして仕事に取り組むの?って思った。

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2024年02月04日

Posted by ブクログ

パラ読みではあったものの、自分が仕事で心掛けていることが文字になっており、整理できて良かった。
何のためにという目的がないと何をやっても仕事ではない。

0
2024年01月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

P 29
「〝何のために〟その仕事をやっているのか」  そのことを、分かっていなかったから
P 41
仕事で失敗したければ、 目的を忘れ去ってやればいい
P 43
のために〟が分からないままにガムシャラに働いても、成果は決して出ない。  そもそも、僕らの仕事は「作業」そのものに意味があるわけではない。その作業を通じて生まれる「価値」の部分にこそ意味はある。
P 57
目的を忘れた仕事にいかほどの労力をかけたところで、成果が伴うことは決してない。シビアな言い方だが、それは「仕事をやっている気になっているだけ」であり、そのような仕事から価値は生まれない。
P 63
〝目的をつねに意識の主軸に置けば、仕事は成功
P 69
成果創出のつながりは〈目的 ─ 目標 ─ 手段〉という三層ピラミッド構造によって成り立っている。  すなわち、こういうことだ。 目的(Why):何のために 目標(What):何を目指して 手段(How):どのように達成するか
青色のハイライト | 位置: 332
過去の延長線上に未来を見るのではなく、望む未来を最初に描くこと。その未来像から現在に立ち戻り、その実現に必要な手段を見つけ出すこと。これは言いかえれば、 過去起点の「バックミラー思考」を抜け出し、未来起点の「バックキャスト思考」にシフトする
⚠️ 337
いま、なぜ目的について考えるのか?  それは、未来起点で物事を考えることが必須の時代にあって、目的は「未来像そのもの」だからだ。目指す先が定まっていればこそ、「そこまでどうやって行こうか」「実現には何が必要か」という逆算の創意がはたらき出す。  逆に、果たすべき目的が何か分かっていなかったとしたら、どうか。  目的が分からないと、目指す先が見えないまま前に進むことを強いられる。そのような状況にあるとき、人は「これまでどう進んできたか」と過去を参照する「バックミラー思考」に頼らざるを得なくなる。だが、その考え方はVUCA時代ではもはや無効となった。
⚠️ 345
これからの時代、望む未来は待っていればやってくるものではない。しかし、実現の意思があるなら、未来は創り出すことが
P 378
目的とは、「 新たな価値を実現するために目指す未来の到達点」のこと。これが、目的の意味の中心
P 406
仕事が〝終わったか/終わっていないか〟ではなく、あくまで、目的に〝寄与したか/寄与していないか〟に意識を向けよ
P 446
目的が不在であることによる3つの悪影響──「問題が分からない」「何を優先すべきか判断できない」「アクションが的外れになる」
P 605
何のためにやっているのかよく分からないまま、とにかく目先の作業に没頭する。当初はこの作業にも意義があったはずだが、時間が経つにつれてそれもいつしか忘れられ、作業そのものが目的になってしまう。このような〝手段の目的化〟 に陥ってはならない。それは仕事をやっている気になっているだけであり、そこから価値が生まれることは期待できない。
P 768
組織において目的を設定するとき、自身の周辺に置かれる上位目的や下位目的を把握し、それらとの一貫性(つながり) を意識することが必要
P 771
だからこそリーダーとして目的を設定しようとするとき、そこでは自分の持ち場を越えて組織を広く見渡す俯瞰的な視座が求められる。上位の目的が何を目指しているのか、下位にいる人たちに何をしてほしいのか。そのような俯瞰的な視座によって、トップとボトムを一貫して接続させる目的の設定が可能に
P 861
目的を定める力の源泉にはどのようなものがあるだろうか?  それには次の二つがある。
P 862
~をすべきという「使命」 ~をしたいという「意志」
P 880
目的を定める際、「いまの自分にそれはとてもできない」などと言って、現状の能力で将来を縛ってしまうことがある。しかし、最初から「できる/できない」の話をしていると、目的もそれに制約されて、現状に閉じた狭小なものになってしまう。それでは新たな価値創出は望めない。
P 884
目的を設定する際には、「できる/できない」の話はひとまず脇に置き、まずは、「~すべき」「~したい」というゼロベースの思いから出発すること。そうして目的をセットしてから、次に「どのようにそれを実現するか」と考えるのだ。新しい価値を生み出すためには、この順番を決して誤ってはいけない。
P 895
「ポジション」「時間軸」「使命」「意志」──ここまで目的を定めるための条件を揃えたところで、最後に目的そのものをアウトプットとして生み出すためにはどうすればよいか?  それは、 自身が腹落ちする目的を見出すまで「何のためなのか?」を問うこと。これこそが目的設定の王道
P 944
「目的」を設定するための実践ステップ
P 947
[STEP1] 仕事の「上位目的」とその「背景」を押さえる
P 3,473
目的=未来を描き、その実現をマネジメントすること。  その代えがたい使命のために、リーダーは存在するのだ。

0
2023年12月03日

Posted by ブクログ

・僅か私の1歳上で、こんな質の高い本が書けるのか(感嘆)
・私の会社の最上位目的は、、、?
・目的の内側にある、「意欲」をどうやって育むかは言及が無かったかな。

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2023年08月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

"おわりに"から読み始めたほうがいい。

リーダーは、目的=未来を描き、その実現をマネジメントするために存在する。
このことを肝に銘じて、リーダーを務めていきたい。

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2023年04月06日

Posted by ブクログ

オーディブル

目的を起点に目標を設定したり手段を考案したりするということ。手段を5つの工程に分けたあたりから、??となって聴くのをやめてしまった

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2023年01月29日

Posted by ブクログ

リーダーがいかにして目標を達成させられるような職場をつくるかについて書いてある、why > what,>howの順で大切、知誠の転用逆算する思考.

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2023年01月05日

Posted by ブクログ

目的をつねに意識の主軸に置けば、仕事は成功する。
何に ではなく、何のために から始める。

成果創出のつながりは
[目的-目標-手段]
という三層ピラミッド構造によって成り立っている。

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2023年01月04日

「ビジネス・経済」ランキング