あらすじ
警視庁SCU(特殊事件対策班)の5人のメンバーのうちの一人、綿谷亮介は父親が倒れたと聞き、急ぎ故郷盛岡へ帰省する。その彼の元に、自身が6年前に取り逃がした殺人犯・菅原が今、盛岡で立て篭もっているとの連絡が入る。現場へ急行し、抵抗する菅原を確保するも至近距離にいた別の刑事の発砲により菅原は意識不明に。事件解明に暗雲が漂うなか、さらに綿谷が帰宅途中に襲われて・・・。中年刑事がSCUの仲間の協力を得て、逃亡犯追跡の執念で意想外の巨悪を炙り出す! 特殊能力を活かす刑事チームの警察小説。
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Posted by ブクログ
良い意味でまた一年待つのか…と言う終わり方。
初心の業
業の意味は悪行の意を持つ。
悪行とまでは言わないが各々が抱える後悔の念を意味しているのではないかと思う。
今回の主人公は綿谷。
彼が過去に逃してしまった指名手配犯が帰省先に現れ、身柄を抑えようとしたタイミングで警察官からの発砲で怪我をしてしまう。
指名手配犯が綿谷に何用だったのか、意識が無くなる直前に残した言葉の意味を探る中、綿谷が襲われる。
岩手・東京と県を跨いだ事件に活躍するSCU。
メンバーの個性を活かしたやり方で今回もあっぱれ。
綿谷が主人公の今回は、常に目線は『先』
綿谷自身・家族・SCUの将来
そこでこのタイトル
足元をきちんとみろ。そんなことを言われているような気がした。
今回は草餅。
次が楽しみだが、終わってほしくない。