【感想・ネタバレ】ボーダーズのレビュー

あらすじ

東京新橋で銀行立て籠り事件が発生した。男性客が刺殺された後、犯人は逮捕されたが、被害者は40年前に成田闘争のデモで機動隊員を殺して手配され、公安に追われた男だった。その捜査に警視庁特殊事件対策班(SCU)が動きだす。SCUは犯罪が多様化する中、あらゆる事件の現場に介入できることを許された警視総監直轄の組織でチームは5人。公安出身のキャップ・結城から被害者の藤岡を調べるよう指示された八神は、犯人、被害者、公安が複雑に絡む事件の真相に、特殊能力を個々に持つメンバーの協力を得て挑む。才能豊かな刑事チームを描く警察小説!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2つの事件が徐々に繋がって行くのが面白かったです。
藤岡がなぜ100万を隠していたのかが謎ですね、、、

0
2024年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

堂場さんの作品が好きなので
評価は偏っている

堂場作品は私の解釈では
次々と事件が起こるが、何一つ解決しない
それが最後に一気に繋がる
主人公と同じ目線で焦燥感を味わえる
そんな印象

事件は立て篭り・殺人から始まって
闇サイト、公安内部と展開していく

SCU所属の八神は普通の人
読み進めていくと『視点』に秀でた才能をもつ人物で
その『視点』がきっかけに事件解決に向かう

SCUのキャップ結城は謎の人
読者だけに与えられる情報もなく、八神たち作中登場人物同様に謎だな〜という
あれやれ、これやれと目的を伝えず
目先の指示のみの上司

ただ最後、結城を少し知れる
やな奴じゃないな〜と私は好きになった
これは最後まで読んだご褒美

普段の生活とは近くない世界の物語だが
主人公の平凡さが物語に入り込ませてくれる作品だった

0
2022年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

特殊能力というのが想像より現実的なものだったので、逆によかったです。
ただ、一作目だからか、最初から最後まで八神が戸惑っていたので、それを読んでいる方も結局最後まで戸惑うことになり⋯事件は解決したのかもしれないけど、なんとなくよく分からないという終わり方でした。。
刑事ものは好きですが、あまり合わないのかも⋯
と思いつつ二作目はもっと面白いんじゃないかと思う気持ちもあるので、いつかは読みたいです。

0
2024年03月14日

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