あらすじ
「貴君は年老いた,しかし永遠に若くあり続けるインドという国を担ういちばん新しい顔なのです」──ついに露顕した出生の秘密.禁断の愛を抱えつつ,〈清浄〉の国との境をさまよう〈真夜中の子供〉サリームは….稀代のストーリーテラーが絢爛たる語りで紡ぎだす,あまりに魅惑的な物語.(解説=小沢自然)
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Posted by ブクログ
インドの独立後の話。
小説でサリームとシヴァの取り替え事件から始まるけど、ほとんどサリームの1人がたり。
おじいさんの代からのはなしではぎまるからなかなか登場しないなとおもいながら4ぶんの一 (千ページくらいある)すぎる。
インドの歴史と、照らし合わせたりは難しいからそのへんはスルーしてよむ。
首相から真夜中にうまれたことを記念して手紙がとどく。
血の繋がってない妹を愛している。肉体的にグロテスクに描かれる。大きくて歪な鼻。
糞尿や痰壺などが主役。
英語で書かれたらしいけど、チャツネやいろいろ。
ピクルス工場のオーナーが乳母だったとはね。
運命ってあるのかなと思わせる。