あらすじ
「息をするたびに感じておりますよ。貴女とともにあれる幸せを」
騎士団長のイヴァンと愛し合い結婚したセレスティアは、彼との初夜の途中で、突然ここが前世で愛読していた小説世界であったことを思い出す。自分は敵国の王子に利用されてイヴァンに殺される不憫令嬢だったのだ。「愛している。貴女とこうしていられるなんて夢みたいだ」どこで運命が変わったの? そして敵国の王子は? とイヴァンに愛される幸せを噛みしめながらも戸惑うセレスティアは!?
書き下ろし番外編も収録!
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
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おもしろかったです
他の転生もののように、はじめに小説の中の世界への転生に気がつきます。
でもすでにフラグは折られ、幸せな結婚生活となります。
ヒーロー、ヒロインのお互いを思いやる感じがとても良かったです。ただ、元婚約者とその相手は余計な感じかな。ヒロインは優しいので王太子妃候補の苦労に思いやるのですが、そのあたりはあまり感情移入はできませんでした。
最後にもう一人の転生者が判明し、フラグをぽっきり折った場面がわかるのですが、そこが気持ちよく楽しかったです。
そういうことか〜
騎士団長本当にかっこいいです。主人公の事を本当に愛していて、嫉妬で暴走しそうになることもあるけど一方的ではなくきちんと相手の話も聞いてくれるから、ありがちなすれ違いで悶々とすることもない。理想的でした。
試し読みにも書いてある内容ですが、前世の記憶が戻った時には、もう原作とは異なった幸せな生活になっていて、その理由は終章直前でわかりますが、思わず「そこか〜」と呟いてしまいました。
途中ハラハラする展開もありますが、全体的には題名通り主人公が愛されて幸せなお話でした。
オーブリーが大変よい。
作家さん買いです。
何故か古めの作品を買っていたことに奥付読んで気づきびっくりしましたが、とてもおもしろかったです。
2年前にはもうこんなにおもしろかったのか…。
異世界転生もので、どうなるのかハラハラしましたが、終始弟のオーブリーがよかったです。
もちろんイヴァンとセレスティアも素敵だったけど、とにかくオーブリーのキャラがよかった。
ほのぼのしました。
まさかの
なかなか面白かったです。
ヒーローの行動からヒーロー自身も転生者かと思いましたが違っていました。ただただヒロインへの愛ゆえに執着しフラグもボキッと折っていたヒーローが素敵です。執着溺愛だけをみればまとまったお話だと思います。しかし元婚約者の王子や正ヒロインがちょこちょこ絡んでくるのが鬱陶しかったです。