【感想・ネタバレ】四文屋 並木拍子郎種取帳のレビュー

あらすじ

トンボ返りの名人が坂東三津五郎の舞台で大失態を演じてしまう。その理由とは……(「蔦と幹」)。頼母子講に絡んだいやがらせ事件の裏には……(「頼もしい男」)。二枚目で生意気な人気役者が、茶店の娘に惚れてしまい……(「惚れた弱み」)。人気狂言作者並木五瓶の弟子・拍子郎は、遭遇する様々な事件の真相を次々と明らかにしていく――。人間の運命を優しく鮮やかに描き切る、全五篇を収録。捕物帳の傑作シリーズ、待望の第四弾!(解説・末國善己)

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Posted by ブクログ

著者の作品は、何を読んでも小気味良い。過不足ない表現は、地道な取材ときっぷの良さから来るものか。こてこてと余分な描写が盛られた小説に苛々させられることが多々あるが、彼女の文章には、その心配は一切ない。話の運びから細部に至るまで、一流の職人の技を堪能した。

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2013年09月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

Tさんのお勧め。
(同シリーズの3巻までは既読)

謎解きはともかく、主人公たちの仲が全然進展していなくて、
少しがっかり。
もう一度読み直してみるか。

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2013年03月08日

Posted by ブクログ

「ランティエ」に掲載された5話を文庫化した、シリーズ4作目。

北町奉行所の同心の家に生まれたが、芝居作家を目指して
座付きの狂言作者並木五瓶の弟子となった拍子郎が、芝居
町に起こる出来事を解決していく。

一向に進まない拍子郎とおあさとの恋路のもどかしさを伏線
にしつつ、早稲田の大学院で歌舞伎を研究していたという作
者の面目躍如という作品ではある。

3作目までは単行本じゃなかったっけ?

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2012年09月11日

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