【感想・ネタバレ】掌侍・大江コウ子の宮中事件簿 弐のレビュー

あらすじ

定年退職を目指して給料分はまじめに働くことが信条の内裏女房の大江コウ子。だが中宮の不貞と帝の不敬という、いらぬ秘密を知ってしまい、最近は給料外労働が発生しがち。そんな中、亡き先帝の母で帝と血縁のない皇太后が帝への非難を胸に参内し、難題を突きつけてきた。解決策のない要求に宮中は右往左往するが、コウ子は宮中行事を利用したある奇策を思いつく――。こじれた他人の噂はおもしろい。渦中にさえいなければ。帝の寵愛を乞う女たち、秘めた恋、そして…。無関心を装っても、火の粉は向こうからやってくる。四季折々の宮中行事と人間模様が織りなす平安トラブル絵巻、待望のシリーズ第2弾!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

中宮の女房として使えていた如子が典侍として出仕する。いろいろな行事が目白押しの内裏だが、主上の最愛の故室町御息所、そっくりの元斎王が入内するのではないか、という話が出て、内大臣と左大臣の争いが熾烈になる…

中宮と主上が離婚して、いかにして有任と添わせることが出来るのか、という話である。しかも真実を他の者に秘して。気の毒だし、一途だけれど主上、あんまり好きになれん。

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2024年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は読み終えるまでに時間がかかってしまった(;^_^A

 浮気読書もしてましたし、あと読みながら源氏物語との重なり合いのようなものを感じてしまいまして……。

 平安を舞台にした作品の宿命ですね。

 続きをどうするかはわかりませんが、今回も楽しませていただきました。

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2022年08月01日

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