あらすじ
【イラスト付き】空良と高虎たちが日向崎に移住してから一年。生まれた時から何も持たず、親の愛も、名前すら与えられなかった空良が、高虎と出会い正式に祝言を挙げて今は唯一の伴侶として愛を注がれている。高虎も戦場では鬼神と恐れられる益荒男だが、空良の前では素直に己をさらけ出すほど心を許していた。領民にも慕われ穏やかな日々を過ごす二人の元に、他国から海賊団との調停をしてほしいと要請が舞い込む。危険を承知で海に乗り込んだ高虎たちだが……? 電子限定書き下ろしSSを収録!!
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安定の2人
相変わらず、2人の絆は揺るがなくて、信頼と愛情が溢れて、安心して読んでられます。
空良の人たらしは、益々発揮されてますね。
最後に、魁傑が空良の生い立ちを桂木に話す所で、懐かしくて、最初から読み直しちゃいました。
次があるなら、また読みたいです。
作者さんが困惑する盤石ぶり
シリーズ4巻目の作品。だいじな〜で始まったソラと旦那さまの蜜月は、4巻目になっても、作者さんが困惑する盤石ぶりです。領地が変わろうと、どんな当て馬?が登場しようと、旦那さまの溺愛は変わらず、なんなら、増し増し。
今回は国同士の繋がりに重きを置いた内容でした。難しい局面でも、ソラはたおやかに、でも、毅然と立ち向かいます。大好きな作品です。
今回もよかったぁ…。
おまけのストーリー最後の最後、桂木が、自分が壊していいものではないと静かに感じ入る二人の幸せな場面では涙がでてしまいました。
作者さんもおっしゃるように二人の盤石な関係で何が起きても起こっても揺るがない安心感のもと読み進められます。
どの場面もその場で傍観しているようで、まるで一つの演劇を観ているかのような文章と表現に作者さんの実力をみる思いです。
空良が男性であるということが時代背景も相まってこのストーリーに深みと真実味をもたらしています。BLのLの部分がなくても充分に面白い読み物ではないでしょうか。
いつまでもこの二人を追ってみてみたいです。
落ち着きがはんぱない
シリーズ物です。ずっと追いかけていて新刊が出ると喜んで買ってしまいます。今回も良かった…本当に。噛み締めています。健気受×スパダリ時代劇バージョンといった所なのですがファンタジー寄りというか男嫁に理解があります。まあそういう風に持っていった二人がすごいというところですが。このまま波瀾万丈でも幸せな二人でいてほしい…
続編なり
ますます仲睦まじい高虎×空良
海賊とのやり取りでも高虎様のために奮起します
健気で可愛いところが今回も満載
読みごたえもあり大好きなシリーズ
今回も大変面白い場面があり空良もたくましくまさか海賊との交渉に行くなんてたまげた。もちろん成功して無事に繋がりが出来たけどそこで出てくるザビさん面白い人。空良くどきまくって高虎様がイライラしてるのが面白い。あと次郎丸もフクも出てきて嬉しい。