【感想・ネタバレ】やおよろず神異録 鎌倉奇聞 上のレビュー

あらすじ

精霊の恵み豊かな地、遠谷(おちだに)。そこは“流れ神”がこの世にあらわれる地でもあった。遠谷に生まれ、薬の行商で各地をまわる真人(まひと)は、祭りのために帰郷した。だが、祭りを目前にしたその日、村を正体不明の武士の集団が襲った。彼らは村人を殺し、神域を穢し、神社から御神刀を奪っていった。それだけでなく、真人の大切な友、颯(はやて)も彼らに連れていかれてしまったらしい。友を救うべく、真人は刀に引き寄せられてきた流れ神と一緒に、武士たちが向かったとおぼしき鎌倉を目指す。二代将軍頼家の時代の鎌倉を舞台にした、華麗なファンタジイ絵巻登場。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

楓がなかなかかわいそうでしたが、何とか助け出せてよかったです。これからリベンジでしょうか。
アニメとかやったら臨場感あってよさそうです。

0
2023年02月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

土地神や精霊たちと共存する隠れ里、遠谷(おちだに)生まれの真人と颯。
各地で里秘伝の薬を売る行商人だが、年に一度春の祭りに2人は帰郷する。
ところが、突然村が武士の集団が襲われる。
彼らは聖域を穢し、神社から御神刀を奪い、土地神を切り捨てて去って行った。
武士の集団に連れ去られた颯を追って、真人は鎌倉へ向かう。

閉鎖的な里に外から入ってきた真人の父と颯の母、そのため、幼い頃から疎外感を感じて生きてきた2人。
他人とは違う力を持ち、それでも里を助けたい真人と、里から離れたい颯。
そんな2人が北条氏と比企氏の権力争いに巻き込まれていく。
さまざまな精霊たち、土地神、堕神、凝に取り憑かれた地怪。御神刀を振るう時房。怪しげな巫女。
スピード感のある展開で、映像で観たくなる。
なんとか景秀から逃げたものの、天佑は敵の手の中、闇神の力は削げず。
これからどうなるのか、歴史にどうかかわってくるのか、下巻が楽しみ。

0
2022年04月22日

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