あらすじ
【電子書籍限定書き下ろしSS】&【柴乃櫂人先生描き下ろしイラストとサイン】付き!
コミカライズ企画進行中!
「余にひざまずけ!」
圧政を強いる悪徳貴族を小さいビビリの少年が一掃
エスプリ幼帝の痛快王政サバイバルファンタジー!
書き下ろし番外編収録!
【あらすじ】
とある歴史好きの男が転生した先は、先代皇帝が暗殺されたブングダルト帝国。しかも、その新皇帝カーマイン(0歳)だった。「次俺の番じゃん、怖すぎ……!」と逃げる準備を始めるも、期待に満ちた民衆3000万人の大歓声を前に、逃げ切れないと悟る。腹をくくった彼は、暗黒の歴史に終止符を打つため、腐敗した帝国の大改革に乗り出す。嘘泣きで摂政から情報収集し、躊躇いのない恫喝で密偵を懐柔。高度な魔法で華麗に裏をかくと、悪徳(クソ)貴族たちを青ざめさせていく!
「余にひざまずけ!」
エスプリ幼帝が悪を一掃! 痛快サバイバル王政ファンタジー!
著者について
●魔石の硬さ
埼玉県在住。好きな食べ物は「炉ばた漬」。
甘いものと脂っこいものが食べられないので、
「人生の八割損している」とよく言われる。
きのこたけのこ戦争から最も遠い男。
感情タグBEST3
1巻を読んで
様々は国や情勢とか人物が出てきて全く覚えてないですが、登場人物、ストーリー、世界観が総合的にすごく好きです。中々難しい所があるからこそ面白いと思いました。
Posted by ブクログ
前皇帝と皇太子が暗殺された中で、生まれたばかりの赤ん坊が皇帝に。宰相と式部卿の危うい均衡のうちにかろうじて命脈を保っている帝国。0歳皇帝カーマインの生き残るための必死の努力が始まる。密偵長や近習、遠国の王女、幽閉されている死んだ皇太子の側室など、自らの味方となる者を見出す中で、真の皇帝になることを決心する。世界観がしっかりと構築され、人物描写もなかなかのものだ。次々と展開する物語も実に面白い。まだまだ先は長そうだ。
匿名
後半から面白かった
タイトル通り転生ものです。
主人公を取り巻く政敵が同じ人物でも複数の呼称があり、慣れるまで誰のことか分からず読み難かった。
各国の位置関係も流していたので、何度か読み返しました(最後に地図が載っており、それを最初に見たかった)。
それ以外は世界観も宗教も細かく考えられており、後半になるほど面白かった。
説明8割、本筋2割
かなり読み手を選ぶ本です。
設定(状況)の説明が多すぎて、ストーリーが進みません。説明8割、本筋2割、という感じ。
貴族勢力や諸外国、宗教や歴史など、かなり詳細に設定がされており、それ自体はすごいと思いますが、説明ばかりで読むのが面倒になってきます。
逆の本筋8割、説明2割くらいが理想と思いますが、せめて五分五分にして欲しい。
後半、少し本筋が多くなるので、次の巻に期待ですが、同じ割合だったら諦めかな。
【追記】
結局、4巻まで購入しました。かなり飛ばし読みしたものの4巻前半で討ち死にしました。
主人公カーマインが、説明する → 自分の考えを述べる、の一人語りが80%くらいあり、独り言を聞かされている感じです。
ここまで閉鎖的な表現の本は、ちょっと記憶にありません。
まあ、それでも面白ければ問題無いのですが、カーマイン自体に面白みというか人間味がないので、一人語りが多いと、重くてつまらなくなります。