あらすじ
東京都の外国人居住者の割合、3.98%。パーセンテージではたったそれだけ。
でもそれだけの人が確かにここにいるーー。
さまざまな事情で日本にやってきて、犯罪に巻き込まれた、または犯罪を起こしてしまった外国人による事件と向き合う、警視庁 国際捜査係の鴻田麻里と警察通訳人の有木野了。
言葉がわからない国でいきなり逮捕されたらどうしたらいい…!? 自宅で子供が誘拐された…!?
日本でこんな事件が起きているなんて知らなかったーー2人の捜査の中で明らかになる、知られざる日本での国際犯罪の姿と、浮き彫りになる犯罪関係者たちの過酷な現実。
破天荒な女性警察官とゲイの警察通訳人の最強バディによる、これまでにない新たな警察漫画!!
感情タグBEST3
言葉が通じない恐さ
犯人と疑われて当然の状況。
ただでさえ不安なのに、言葉が通じない外国。
その言葉を繋いでくれる、お仕事が有るなんて。
誤解に気付いてくれる、主人公達の様に、親身になってくれる人がいてくれるの、いいなぁ。
ぜひとも警視庁編を!!
さすがの丁寧さと緻密なお話。
零れ落ちてしまう人がいないようにと奮闘する人たち。
警視庁ではどのようにそれを実現するのか、ぜひとも続編を待っております。
元刑事の警察通訳人が偶然知り合った国際捜査係の女刑事。国際捜査係っていうと国をまたいだ大きな事件を扱う印象だったけど、この女刑事が扱うのはもっと身近な事件。
半ば無理矢理協力させられ2人で事件を解決する訳だけど、面白くて最後まで読む手が止まりませんでした。警察通訳人の仕事も興味深かったです。
まぁ実際、現実はもっと悲惨なんだろうなとは思いますが。不法滞在者が入れられる施設?の記事を以前読んだことがありますが、罪を犯してる訳じゃなくても悪い環境で気の毒だと書かれていました。
こちらもまた犯罪ものですが
今度は警察側で、なおかつ通訳さんもメインというのが良いです。監修者の方の経歴もモデルにされていそうです。
これも連作方式のようで、一難去ってまた一難、ですね。
あまり刑事さんっぽく見えない方が良いような……刑事コロンボだってホームレスに間違えられていましたからね^ ^;
すっごく面白い
久々に手ごたえのある漫画でした。国際捜査の通訳という視点で事件を解明していくのが面白いし、キャストの背景にも興味がわく。一つ一つ事件を解明しながらそれらもわかっていくのだろうけれど、中国語の通訳というのは斬新だと思ったし、時代的に新しさを感じる。
人と人との間友情・秩序・国境
訳アリ普通話使いの警察通訳人の男+好奇心全開破天荒女性警察官のバディもの。
こんな人におすすめ:
・男女の性差を越えた友情にジーンとくる人
・異文化に触れると心の「へぇ〜」ボタンが連打される人
・懊悩する男が好きな人
・外国の料理が好きな人(ゲテモノばっちこいならなお向いている)
Posted by ブクログ
ツイッターで見かけて、気になったので購入。
色んな国の人が同じ場所で住んでいて、色んなことが日々起こっている昨今。面白いのは勿論のこと、色々と考える機会にもなりました!
面白い
ドラマがなかなか面白かったので原作も読んでみるかと。
絵柄めっちゃいいですね、しっかりしている
通訳がキーポイントになる警察漫画って珍しくて面白いです
Posted by ブクログ
面白かった〜。警察通訳人の話読むの初めてかも。裏表紙読まなかったら、アリキーノがゲイって気づかないよ。最初のページの割合のとこに現れてるだけだから。まあ、ゲイかどうかは、今のところこのお話には全く関係ないけど。早く続きが読みたい。
Posted by ブクログ
ドラマ化きっかけに興味を持って。全5巻、面白かった。出てくる事件は地味なものが多いんだけど、それが逆にリアルな感じ。バディものはいいね。
Posted by ブクログ
以前から気になっていたこちら、3巻が出るのを機に買いました〜。
緑色の髪をした破天荒な女性警察官・鴻田麻里と警察通訳人として働く有木野了の二人が、犯罪に巻き込まれたり犯罪を犯してしまった外国人による事件と向き合うお話。「知られざる日本での国際犯罪の姿と浮き彫りになる犯罪関係者たちの過酷な現実…これまでになかった警察漫画」との触れ込みどおり、ニッチでコアな題材をうまく描いています。
作者の黒丸さんって以前ドラマ化もされた『クロサギ』の作画を担当していた方なんですね。絵も上手いです。いつか『クロサギ』も読んでみたいなぁと思ってるんですが、調べたらめっちゃ巻数出てる…(汗)
いろいろな国の珍しい料理もちょこっと紹介されていて、なかなか興味深いです。さすがにサソリは食べたくないけど…。
裏表紙のあらすじ読んだら…なんと有木野さんってゲイだったの⁈知らなかったよ、ちょっとびっくり。
「警察での通訳」という点では、丸山正樹さんの小説『デフ・ヴォイス』シリーズ(こちらは手話通訳士です)を思い出しました。どちらもマイノリティの小さき声を大切にする作品ですね。