【感想・ネタバレ】養老孟司の大言論I 希望とは自分が変わること(新潮文庫)のレビュー

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Posted by ブクログ 2014年03月15日

我が意を得たり。本質だ。
「もっとはっきりいえば、実情としては当時は戦争以外に娯楽がなかったといってもいい。なにしろふだん庶民は食うや食わず。生きるのに精一杯なら、戦争は格好の娯楽であろう。それを不謹慎だと怒るのは勝手だが、真面目な答えが正しいとは限らないのが政治である。なぜなら政治は人間全体を相手...続きを読むにするもので、人間はいつでも真面目だというわけではないからである。しかも真面目でなければ、ゆえに不真面目だという、二分法も成り立たない。真面目と不真面目が同時に共存するのが人間である。戦争は政治じゃない。ここでそう思った人のために付け加えるなら、クラウゼヴィッツの言葉を借りるまでもなく、戦争は政治の一手段である。」(230ページより)

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Posted by ブクログ 2014年09月01日

長年、拒否し続けてきた養老孟司だがとあるTV番組で著者の言葉を聞き、考え方が私に合ったのでとりあえず、この本から読んでみようと思った。しかし、アホな私にはここに書かれている事は難しく、理解ができない部分というのも多々あったが新しい思考を吸収するためには自分なりに文章を解釈するしかない。頭がパンクしか...続きを読むけなのでまた、再読せねばとは思う。

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Posted by ブクログ 2014年04月02日

思っていたより、印象に残る部分が少なかった。
旅行記ではなく、後半でされているような話をもっと読みたかったなあ。

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