【感想・ネタバレ】1R1分34秒(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

デビュー戦を初回KOで華々しく飾ってから、3敗1分けと敗けが込むプロボクサーのぼく。そもそも才能もないのになぜボクシングをやっているのかわからない。ついに長年のトレーナーに見捨てられるも、変わり者の新トレーナー、ウメキチとの練習の日々がぼくを変えていく。これ以上自分を見失いたくないから、3日後の試合、1R1分34秒で。青春小説の雄が放つ会心の一撃。芥川賞受賞作。(解説・町田康)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ボクシングが好きで、読みたいなと常日頃思っていた中一気に読みました。テレビやネットでは勝ち進みスポットライトの当たる成功した選手しか見ていませんが、その裏には当然負ける選手もいる中でそんな選手たちの日常であり非日常を追体験することができました。折々でくすっと笑えるシーンもあり、最後にあっさりといって言いのか分かりませんが、タイトル回収をするのもふふっときました。

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2025年03月06日

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