あらすじ
なぜトヨタが、あそこまで焦るのか――。それはカーボンニュートラルがこれまでのビジネスルールを一変させ、既存産業を崩壊させるからだ。事業環境を壊す気候変動、企業を追い込むESG潮流、脱炭素市場での中国の独走…。
本書が綴る現実は、21世紀の企業の盛衰は脱炭素が握ることを示している。新たな経済競争「ゼロカーボノミクス」の勃興を直視し、今すぐ動き出さなければ日本企業に未来はない。
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Posted by ブクログ
北極は2030年代に氷がない夏になる。
パリ協定は自主性重視。
イギリスで石炭火力座礁資産論。採炭からの投資が撤退され、石炭採掘会社が倒産した。
カーボンプライシングは国ごとに負担が異なる。国境炭素調整が検討されている。
企業は環境にうといと投資されないため、危機に陥る可能性があってESG経営が盛んになった。
CSS=炭素回収
EVが本格化、
風力と太陽光では60%程度まで。水素はせいぜい10%、その他は火力などになる。
中国は太陽光発電でシェア80%、風力は中国国内が55%。蓄電池は、中国と韓国のシェアが高い。原子力も中国が新増設中。
太陽光は、発電コストが安い。次世代の石油。
スマートシティは個人データのの線引きが難しいが、中国ではそれほどこだわりがないため、進みやすい。
石油はアメリカの覇権のために必須だった。
アメリカの勝ちパターンはテスラ。
原子力は小型原子炉でアメリカに優位。