【感想・ネタバレ】植物たちのフシギすぎる進化 ──木が草になったって本当?のレビュー

あらすじ

サッカーの攻撃の戦術や、回転寿司屋さんが考えた効率化、同じようなことを、すでに植物たちがやっていた? 植物たちが生き残りをかけて進化してきた過程を追いかけると、「強さ」の基準や勝負の方法は無限にあることが見えてくれる。勇気づけられる、植物たちの話。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

植物に関して分かりやすい書籍を多く出している著者による植物の進化に関する一冊。

理科の授業で、植物には子葉が2枚ある「双子葉類」と子葉が1枚の「単子葉類」があることを習った人もいるかと思います。なぜそのような違いができたのか、という入口から植物の進化について書いています。
他にも、植物の進化と恐竜の関係、イネ科の植物と人間の繁栄の関係など、様々な見方から植物の進化について教えてくれます。
この本を読むと、植物がなぜそのような形になったのかという進化の必要性と学校で学んだ知識が結びつき、植物について深く学ぶことができました。

この「ちくまQブックス」シリーズに共通することですが、イラストが豊富、かつ二色刷りのため、読みやすいです。
章ごとに区切られ、一冊あたりのページ数も少ないため、気軽に読めます。

植物に興味がある人にはぜひ読んでほしい一冊です。

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2022年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

植物の進化について、平易に分かりやすく語られています。いいなと思ったのは、そこから「個性」にも繋げて展開されている点。「たくさん種類があることが強い」「バラバラであることには意味がある」。ぜひ、小中学生に読んでほしいです。

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2021年12月19日

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