あらすじ
・成績が上がる・集中力が上がる・記憶力がよくなる・発想力が豊かになる・ゲームがうまくなる……etc.etc.ではその方法とは!? コロナ禍で自宅時間が増え、大人も子供もスマホやパソコン、ゲームやSNSに費やす時間が増えていませんか? 欧米では運動不足や睡眠不足、うつになる児童や若者の増加が問題になっています。記憶力や集中力の低下、成績悪化、心の病まで引き起こす、そんな毎日を一変させる方法を本年度50万部のベストセラー『スマホ脳』著者、ハンセン先生がやさしく教えます。教育大国スウェーデンの教育現場を変えた、簡単なのに科学的な方法とは!?
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Posted by ブクログ
この本は、スマホ脳(アンデシュハンセン)を学生向けにわかりやすく解説した本。一言で言うと、『運動』をすることで最強の脳を手に入れられるという内容だ。運動をすることで、ドーパミンやエンドルフィンが分泌される。なぜなら、人類の進化の大部分を占める狩猟と採集の時代に、狩りをするには身体を動かすことが必要で、生き抜くために運動をすると、良いことをしたと脳がご褒美をくれるように進化したからだ。
人類が誕生してから今日までを1日とすると、産業革命は23:59:40、デジタル化やスマホの登場は23:59:59であり、人間がデジタルデバイスの進化に追いついていないという意見も興味深い。
では、運動は良いということは分かるが、どれくらいやればいいの?と思うかもしれないが、どんな運動でも良く、30分の有酸素運動を週に3回程度行うことが良いということが書かれている。幸せな気分になり、賢くなり、集中できるようになり、ストレスに強く、発想力が豊かになり、記憶力も良くなる。また、それにより自分に自信が持てるようになる、良いことづくめな『運動』をしてみようと思った
Posted by ブクログ
最近立て続けに「脳と運動」に関する本を読んだので(スマホ脳含む)、
より一層運動の大切さを痛感した。
著者の作品「スマホ脳」をもっと噛み砕いて、子供でも理解しやすいように、
よりわかりやすく、実践しやすく書かれているので、
本当に今すぐにでも運動がしたくなった(笑)
私もこれらの本を読んで日々の意識が変わった。
集中力をつけようと思ったら運動だ!と縄跳びも買った(笑)
本を読んでいて文字だけを追ってしまっている時(頭に入ってない時)、
ちょっと中断して家の中で縄跳びをする。
そうすると少し気分転換になって、
またその後集中して本を読むことができるような気がする(笑)
日々の行動でも、少しでも歩くように道を選択し、階段があったらそっちを選ぶようにし、
体を動かせる行動はチャンスだと思えるようになった。
なんでもスモールステップから。
いきなり沢山しようとすると嫌になってくるので、本当に少しずつ運動を取り入れていきたいなと思った。
運動と脳の関係性を理解して、学校のカリキュラムに「体育」を増やしたり、
授業の前に「外へ出て運動する」ことを積極的に取り入れている学校の生徒の成績が上がったというのは本当にすごいなと思った。
ぜひうちの息子たちの学校でも取り入れて欲しい(笑)
運動が、記憶力、発想力、集中力、ストレス適応能力、いろんな能力を上げてくれる。
脳は狩猟時代から機能は変わっていないので、運動すると脳は「今は狩りにでているんだ!」と認識して体をほどよい緊張状態にして、脳の中の伝達システムをスムーズにしてくれる。つまり、
自分の能力が発揮できるように万全の状態に整えてくれている。
その状態で勉強なり、仕事なり、集中したいことをするというのは、
とても理にかなっていることなんだと理解すると、本当にこれからの行動が変わってくるなと思った。
とりあえず、今私は、ピアノでどうしても弾きたい曲がある。
練習する前に少し運動してから、脳の伝達物質のシステムを万全にした状態で練習しようと思った!(笑)
運動が好きになれる本でした。