あらすじ
「望まれぬ花嫁」だけれど、初恋のキース様がただ笑って幸せになってくれるなら、なんだって出来るーー。
自国リデアが敗戦し、人質として敵国へ送られた不遇な花嫁・ティナーリア。
皇太子の妻となる美しき花嫁に国民は一瞬魅了されるが、リデアの非道な行いを思い出し憎しみへと変わる。
一方、ティナ―リアは幼い頃の大切な思い出を胸に、皇太子を一途に想い続けていた。
王女として生まれながら家族に疎まれ使用人以下の扱いを受けていた彼女に、初めて笑いかけてくれた人だからーー…。
しかし夫となるキースファルトは彼女に「恋人がいる」と冷たく言い放ってーー?
人気小説「もう一度会えたなら、いっぱいの笑顔を」がコミカライズで登場!
※この作品は『PRIMO Vol.1』に収録されています。重複購入にご注意下さい。
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どうして解らない
ティナーリア=ティナだよ。キース様、どうして解らないの?2年間ふたりで人質生活を耐え抜いた。ふたりで食事を分け合って、夜部屋を抜け出して満天の星空をふたりで見上げて。思い出して、キース様。
早く。
とにかくキースファルトが早くティナに気づいてほしい!
虐げられすぎてティナがかわいそうです。
思いやりのある子なので自分からは言えず。
もどかしい!
初恋
ティナの過去がわかり、キースはティナにとって初恋というか生きる意味ぐらいの存在だったとわかりました。何を言われても慕って健気に支えるんだろうなって寂しくなります。せめてキースもティナを思い出してくれたらと願います。
序章・・・
ティナとキースの出会いが・・・
キースもなんとなく記憶にはあるけど、顔も名前も確かではなかった。
次巻はいよいよ荒れていくのかな…?
使用人
ティナーリアは結婚式の翌日、離れた館に移動させられました。彼女の回想によるとかつてキースファルトはリデアに人質として幽閉されており、そのとき2人は親しくなったようですが、キースファルトは彼女のことを忘れてしまったようです。一方、彼女はキースファルトのことが忘れられないようです。それにしてもいくら望まれていないとはいえ、バルディンの使用人の彼女への接し方は最悪なうえ、金をくすねるなんて。この国、大丈夫?
きれいだけど
背景などカラーがとても素敵。リデアで一緒にすごした幼少時代に皇太子が一度もティナの素顔をみなかったのが不自然です。
健気な思い
10年前の2人の出来事は、忘れられない思い出なのがわかりました。どんなに酷い仕打ちや状況でも、かわらないヒロインのとても健気に一途な思いが哀しく感じます。