【感想・ネタバレ】小説 火の鳥【鳳凰編】のレビュー

あらすじ

隻腕の盗賊・我王と、若き仏師茜丸。仏教が貴族政治と結びついた奈良時代の権力争いに巻き込まれた二人の彫刻師の苦悩と救済を描く。手塚治虫ライフワーク『火の鳥』待望の小説化第3弾!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

僕が初めて読んだ手塚治虫作品は、『火の鳥 異形編』でした。当時小学校低学年だった僕にとっては、『火の鳥』は怖い作品、そして大人の漫画として印象づけられ、その後、そのスケールの大きさに圧倒されながらも読み漁ったものです。

日本人はなぜこんなに漫画が好きなのか、外国人の目には異様にうつるらしい。なぜ外国の人はこれまで漫画を読まずにいたのだろうか。答えの一つは、彼らの国に手塚治虫がいなかったからだ。

1989年2月10日、手塚治虫が亡くなった翌日の朝日新聞・天声人語のこの一節を、彼のライフワークであった『火の鳥』を読み返すたびに思い出します。

0
2010年04月29日

Posted by ブクログ

人の心に棲む仏と鬼。
我王と速女の関係が悲しい。
茜丸と我王の仏と鬼が波のようにうねり、人生を変えていく。

0
2010年01月31日

「小説」ランキング