あらすじ
その生き血を飲めば不老不死になるという伝説を聞き、瀕死の姉を救うため火の鳥をとらえようとする少年ナギの運命は・・・・・・?神話の時代、大和朝廷の統一を舞台に繰り広げられる生と死のドラマ。手塚治虫のライフワーク『火の鳥』待望の小説化、第1弾!
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Posted by ブクログ
母が好きだった手塚治虫さんの作品を大人になってからちゃんと読みたいと思っていたら見つけた本。
人間模様が面白くていつの時代も傲慢な人は居て、信じる道に進むという基本的な物語なんだと思う。
手塚治虫さんを初めて読む方にもオススメしたい本
Posted by ブクログ
僕が初めて読んだ手塚治虫作品は、『火の鳥 異形編』でした。当時小学校低学年だった僕にとっては、『火の鳥』は怖い作品、そして大人の漫画として印象づけられ、その後、そのスケールの大きさに圧倒されながらも読み漁ったものです。
日本人はなぜこんなに漫画が好きなのか、外国人の目には異様にうつるらしい。なぜ外国の人はこれまで漫画を読まずにいたのだろうか。答えの一つは、彼らの国に手塚治虫がいなかったからだ。
1989年2月10日、手塚治虫が亡くなった翌日の朝日新聞・天声人語のこの一節を、彼のライフワークであった『火の鳥』を読み返すたびに思い出します。