【感想・ネタバレ】憂愁の妃将軍 デルフィニア戦記10のレビュー

あらすじ

徒党を組んで反旗を翻したグラハム卿ら西部領主との決戦に、国王ウォルの軍は大敗を喫した。頼みのラモナ騎士団は壊滅し、ウォルは囚われの身に……。さらにパラスト・タンガの2国はこの機に乗じて同盟を結び、虎視眈々とタウ山脈の金銀鉱を狙う。内憂外患のデルフィニアの危地に、姿を消した王妃リィの真意は。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 グラハム卿らに反旗を翻されたデルフィニア。
 そして、国王は囚われの身となり、タンガ、パラストの両国から一気に攻め立てられる。
 そして、和睦を求められるが、それには少し不可解な点もあり……

 一方、単身、王を救いに行く、と陣を飛び出たリィはウィルを探すけれど、偽の情報に振り回される。
 あちこちを回り、ようやくウィルのいるところに辿りついたけれど、既に処刑直前で、まさにウィルはまさに獅子に食われようとしてたところだった。

 そこを何とか救い出し、無事に勝利を収めたデルフィニアだったが、戻ってきてからリィの様子がおかしい……

 という話でした。
 リィのバックグラウンドが見え隠れしてきて。
 これはいよいよ本気で、この本はラブロマンスじゃなかったんだ、と思いました。
 個人的には、リィとウィルの組み合わせ、本当に好きなんだけどなあ……と思ったんですが、こればっかりはしょうがない。
 リィには戻ってほしくないと思っていますが、仕方がないですね。

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2018年02月07日

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