あらすじ
徒党を組んで反旗を翻したグラハム卿ら西部領主との決戦に、国王ウォルの軍は大敗を喫した。頼みのラモナ騎士団は壊滅し、ウォルは囚われの身に……。さらにパラスト・タンガの2国はこの機に乗じて同盟を結び、虎視眈々とタウ山脈の金銀鉱を狙う。内憂外患のデルフィニアの危地に、姿を消した王妃リィの真意は。
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Posted by ブクログ
グラハム卿らに反旗を翻されたデルフィニア。
そして、国王は囚われの身となり、タンガ、パラストの両国から一気に攻め立てられる。
そして、和睦を求められるが、それには少し不可解な点もあり……
一方、単身、王を救いに行く、と陣を飛び出たリィはウィルを探すけれど、偽の情報に振り回される。
あちこちを回り、ようやくウィルのいるところに辿りついたけれど、既に処刑直前で、まさにウィルはまさに獅子に食われようとしてたところだった。
そこを何とか救い出し、無事に勝利を収めたデルフィニアだったが、戻ってきてからリィの様子がおかしい……
という話でした。
リィのバックグラウンドが見え隠れしてきて。
これはいよいよ本気で、この本はラブロマンスじゃなかったんだ、と思いました。
個人的には、リィとウィルの組み合わせ、本当に好きなんだけどなあ……と思ったんですが、こればっかりはしょうがない。
リィには戻ってほしくないと思っていますが、仕方がないですね。