あらすじ
衆人環視の中、首相が爆殺された。そして犯人は俺だと報道されている。なぜだ? 何が起こっているんだ? 俺はやっていない――。首相暗殺の濡れ衣をきせられ、巨大な陰謀に包囲された青年・青柳雅春。暴力も辞さぬ追手集団からの、孤独な必死の逃走。行く手に見え隠れする謎の人物達。運命の鍵を握る古い記憶の断片とビートルズのメロディ。スリル炸裂超弩級エンタテインメント巨編。(解説・木村俊介)
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Posted by ブクログ
面白かった。
主人公の置かれた圧倒的不利な状況のなかで現れる味方の存在が強すぎてやってやれ!って気持ちになる。陰謀論とかはあんまり信じていないけど、本当にあるならこういうことなんだろなーと思いつつ読んだ。
父親がマスコミ相手にキレるシーンは最高だし、主人公が最後にあいさつ回りに行くのも哀愁が漂っていてとても良い…!
Posted by ブクログ
読む手が止まらない!
後半の、サビにかけての盛り上がりがたまらなかった
時には、真相解明ではなく「逃げる」が最善策になると気付かされた。(犯人も明らかになるものだと思ってた!笑)
要所要所で主人公を助けてくれる登場人物達がいたからこそ成し遂げられた逃走だったと思う。
岩崎と青柳の父親が「漢!」でたまらなく好きだった、、。
孤独な主人公を導いてくれてありがとうございます。。
ケネディ暗殺事件やビートルズについて全く知識がなくても楽しめたが、次はもう少し知識をつけて背景を知ったうえで再読したいと思う。
ドキドキハラハラ
面白すぎる!理不尽過ぎて可哀想だけどハラハラが止まらない。整形した後の主人公は幸せそうだしまぁハッピーエンドなのかなぁ。
青柳くんたいへんよくできました
知り合いにすすめられて軽い気持ちで読んで、
続きが気になりすぎて止まらなくて、
結局一日で読んでしまった
得体のしれない権力との戦い、というか一方的にやられて、次から次に罠にはめられてしまう。
自分にそっくりに整形された偽物、近づいてくる怪しい女性、自分には覚えがないのに、店でコイツが暴れてた、と証言してくる人や、問答無用でショットガンを撃ってくる警察、、、
読んでるうちに、かなり前から、主人公が犯人に仕立て上げられる準備がされていたことがだんだんわかってくる。
今の時代、情報操作なんて簡単にできてしまうんだとすごく怖くなった。
これからは、受け手の私達が、流れてくる情報をそのまま受け取るのではなく、疑問を持たないといけないのかも。
とはいえ、この物語の主人公には、次々に助けてくれる人の連鎖が起こる。
主人公の人柄がたくさんの人をそれぞれ動かす。
それが熱すぎる
感動する
頑張れ青柳くん!といつの間にか応援していた
お父さんのシーンは涙なしでは読めない
そうそう、親はどんなことがあっても、子供を信じたいものです。
映画を見るともっとイメージしやすいかな
キルオも樋口さんも青柳くんもイメージ通り
大好きな作品
Posted by ブクログ
序盤が辛すぎた。
あまりにも青柳が不憫で挫折しかけた。
森田、カズ、樋口3人の青柳を思う気持ちがすごい文中に感じられて友情を感じられた。
持つべきものは友達と思えた。
後半の青柳の父親のマスコミの取材の件は脳内で映像として浮かんでかなりジーンときた。
親としての息子を信じているからならではの発言一言一言がグサグサと刺さった。
作り話なのになんか日本のマスコミや政府とか警察とかってこんな感じなんだろうなーって思えて冤罪もたくさんあるしなーと思って非現実的すぎるわけでもなく自分が知らないだけでこんなことたくさんあると思う。
非常に楽しめました。
⭐️3.9
Posted by ブクログ
700ページもあるのに、続きが気になって止まらなくなっちゃうくらいには面白い。
でも伏線が回収されない感じのモヤモヤをどう受け取るかの読者次第で、評価が分かれそうなそんな一冊でした。
東野圭吾先生のような、張り巡らせた伏線を綺麗に回収していく、点と点が繋がっていくあのなんとも言えない高揚感?が好きな私にとってはモヤモヤが残りました(ラストシーンはとてもよかったです)。
伊坂幸太郎先生曰く、「物語の風呂敷は、畳む過程がいちばんつまらない」とのこと。
物語の畳まなさ具合に味を感じるのだと。
本作は、その「畳まなさ具合の味を楽しむ」そんな作品であった。
人の感性はそれぞれですが、全てを語られない部分を味わえる感性を持っている方は羨ましいなと感じました。
今回本作を味わい尽くせなかったのは残念ですが、様々な読書体験を通じて、本作を読み返した際に、この余白を味わえるようになりたいなと思いました。
本作の1番好きところは、物語の疾走感と登場人物達の人柄です。
警察から逃げ続ける主人公に自分重ね、ドキドキハラハラします。
そして、逃亡を助けてくれる個性豊かな登場人物達は素敵でした。
私の推しはやっぱりお父さんですね!
最後に、本作は「スリル炸裂超弩級エンタテイメント」らしい(背表紙あらすじ)ので物語の余白とかをあんまり深く考えすぎないのがいいのかもしれませんね笑