あらすじ
王子が敵の手に落ち意気消沈するタンガの陣に、国王ゾラタス率いる援軍が到着した。迎え撃つデルフィニア国王ウォル。両軍の王を将とした大軍が国境の砦をはさんで対峙する。パラストを加えた大華三国は三どもえの戦乱に突入するのか!? デルフィニア王妃リィの存在が、すべての「鍵」を握っている……?
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Posted by ブクログ
もう何度目か判らない再読中。
コーラル城は恋の季節、タンガとの戦いを終えそれぞれが人生の伴侶となるべき相手と…。
好きなシーン…バルロがリィを押し倒してしまうところ(笑)、腕を斬られたイヴンが平静を装うところ。
Posted by ブクログ
総力戦が膠着しはじめたデルフィニアとタンガ。もちろんデルフィニアの方が優勢だが、この戦にばかりかかりきっている場合ではない。
とりあえず和議を結んだ二国だけれど、この時の条件が後々世界のバランスを崩すことになる。
さて、束の間の平和を迎えたデルフィニア宮殿は、なんと一気に恋の季節。
伏線も何もなくて、誰と誰がくっつくのかは一目瞭然ではあるけれど、まあしょうがないね。
たまには王宮らしいことも書かなくては。
というわけで、のんびりまったり。(だけじゃないよ)
Posted by ブクログ
タンガとの戦いに勝利したデルフィニアの元に、タウがとんでもない秘密を持ってきた。
それを理由に新たな戦いを始めようとしているのだが、それはそれ。
戦と戦の間のささやかなひと時。
王宮中はまるで恋の季節がきたようになってしまう。
バルロの婚約者が発覚したり。
ナシアスが意外な人といい感じになっていたり。
イヴンの恋の相手がとんてもないところから現れたり。
そして、なんとかウィルの愛妾を探そうという動きが再度、動き始める……
いやなんか、びっくりしました。
これまで読み続けて、こんなラブロマンスな事態に発展するなんて……。
あっちでもこっちでも恋の花が咲くなんて、びっくりしました。
でもどのカップルもすごく好感が持てるカップルなので、こういうの間に入れてくれるのはとても楽しかったです。
私は大好きです!
シリーズの続きを読む上で、とても必要なものみたいなのですが、こういう閑話休題的なものも長いシリーズには必要なんだなあ、と思いました。