【感想・ネタバレ】クロス・ボーダー 上のレビュー

あらすじ

小さな仕事をさばきながら、何とか糊口をしのいでいる探偵ヴィクのもとに、一本の電話がかかってくる。それは親友ロティの又甥が殺人容疑をかけられているというものだった。彼を助けるために調査を始めた彼女だったが、そこにまた別の事件が持ち込まれる。ヴィクの姪リノが失踪したというのだ。期せずして彼女はふたつの事件を同時に追うことになるが……弱きを助け強きを挫く、V・I・ウォーショースキー堂々の帰還!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

探偵ウォーショースキーの20作目。

やはりヴィクはシカゴでないと。
元夫の姪と親友ロティの甥と、
相変わらず身内の事件に奮闘している。

姪の姉妹は姉が行方不明、甥の方は殺人事件の容疑者。
それぞれ、大富豪だちのカリブ海でのいかがわしいバカンス、
シリアの古代遺物の密輸入へと広がり、
ヴィクはオリエント研究所の窓からぶら下がったり、
森林の小屋に閉じこめられたり、
最後にはカナダの国境を超えて川に流されていた。

元夫はお金持ちになっているのに、
その姪たちがホームレスで悲惨な生活を送っていたという設定は、
かなりショッキングだった。

(下巻へ続く)

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2022年03月10日

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