【感想・ネタバレ】安徳天皇漂海記のレビュー

あらすじ

壇ノ浦の合戦で入水した安徳天皇。伝説の幼帝が、鎌倉の若き詩人王・源実朝の前に、神器とともにその姿を現した。空前の繁栄を誇る大元帝国の都で、巡遣使マルコ・ポーロは、ジパングの驚くべき物語をクビライに語り始める。時を超え、海を越えて紡がれる幻想の一大叙事詩。第19回山本周五郎賞受賞作

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Posted by ブクログ

ネタバレ

壇ノ浦で入水したはずの安徳天皇が実は・・・、という話はよくあるんだけど、これは琥珀の玉の中で老いもせず生き続けてる、といういきなりなんだかすごい特殊なイメージ。
山田風太郎とかともまた違う、こゆのなんていうんだろ?歴史ファンタジー?伝奇?
どこへ連れて行かれるかわからないのが面白くもあり、微妙に不安でもある。
第二章での南宋の少年皇帝がせつなくてしんみり読んでたら最後の最後は古事記にまでさかのぼってく怒濤の展開。
不思議な本だった。一度では消化しきれなかったので、もう一度読みたいです。

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2012年06月26日

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