あらすじ
王室へ嫁いで5年。待ち望んだ世継を授かった王妃にかけられた王の言葉は、寿ぎの言葉ではなかった――。
元婚約者を忘れられない王に、政略結婚で嫁いできたのは北の小さな国の地味な王女。最低限の交流のみで続けられる婚姻生活に、王妃は次第に感情を失い、歴代の妃たちの遺品が収められている古い一室に籠るようになっていく。そこで見つけた古い日記に心を寄せていく王妃…。ある日、身ごもった王妃の姿が消え、城は大騒ぎとなる。いつも王妃が籠る部屋へと王が向かうと、そこには2冊の日記が残されており、思わず読み始めるが――。"なろう"発、遅すぎた愛に気付いた夫と哀しみのあまり亡霊に魅入られた妻の夫婦再生ストーリー!
(この作品は、「【単話版】愛されない王妃と忘れられた初恋(1)~(3)崖っぷち令嬢ですが、意地と策略で幸せになります!シリーズ」をまとめたものです。)
感情タグBEST3
何年も
愛する人のそばにいながら、相手が他の人を想い続けているのは、とても辛い。それでも一生懸命に尽くそうとする王妃の気持ちを知れば知るほど、苦しくなってしまった。
最後は王妃の想いが伝わってハッピーエンドだけど、自分には何の落ち度もなかったのに結ばれなかったフィアンセにも、どうか穏やかな幸せがあるよう願っています。
原作通りのコミカライズ
優しいお話のそのまま、漫画になっていて安心?しました。原作がとても好きだったので、雰囲気が変わってしまうかもしれないコミカライズには不安でした。
大切な人をなくしたのに、国の為にすぐに代わりをあてがわれる不幸を王と王妃に背負わせる、王族というのは悲しい性をもっているのだと思いました。
煌びやかに着飾り、ただ笑っていればいいというのではない想いをよく表している作品だと思います。歴代の正妃様方の哀しい心が、現王妃の優しい気持ちで癒されますように。
匿名
想い人と、想う人。
想い人を忘れなくても、想う人を大事にしていくこと。そうして二人の絆を紡いでいくのでしょう。サクッと読めましたが、心に残りました。
切ない…
ずっと愛してきた婚約者を、その父親の謀反のために手放すことになってしまった王様。その王に初恋を叶えるために嫁いできた王妃サーシャ。
5年経っても世継ぎはできず、夫である王と過ごせる時間もほんの僅かな日々。王はずっと元婚約者を思い続けて…。世継ぎのための義務として月2回の閨を過ごすだけ。そうしてようやく授かった子に対する反応もとても喜んでいるものとは思えず。
こんなにも愛されていないことを痛感してしまったら、心が折れてしまうだろう。サーシャの叶わない初恋はとても悲しく切なかった。
ところがそのサーシャが行方不明になったことから、王は自分の本との気持ちに気づけて…。
結果としてはハッピーエンドだけれど、切ない物語だった。
匿名
サーシャは隣国の国王の元へ嫁いだ。
幼い頃から慕っていた相手の妻になれたことに喜び、精一杯努めてきたが、子どもに恵まれることもなく、夫は冷たい態度のままだった。
明るかったサーシャは、次第に笑わなくなり、書庫に籠もるように…。
そんなとき、書庫で不思議な本を見つけ…!?
なるほど
一途な王妃で泣けてくる😭最後は幸せになったけど、辛かった5年間を思うとちょっと調子良すぎない??て思っちゃう💦殿下には一生償ってほしいわ😑
好きな小説!
小説が好きで漫画になり気になって購入、原作を綺麗に表現されていて雰囲気も壊さず読めました。
原作を知ってる方でも知らない方でも、おすすめです。
ハッピーエンドなんだけど・・・
そうだよね。好きな許嫁と結婚できなくで悲しかったよね・・。だけど、王妃の心を追い込むには十分過ぎる時間があって、王妃が可哀想過ぎる。それを日記を読んで反省ってなんか人としてどう?と思ってしまいました。
この王様捨てても良い?
ひたすら王妃だけが努力します。王様は過去を引きずっていじけて王妃に八つ当たりしてるだけ、過去の元婚約者にたいして無力で助けられなかったといじけますが現在も大して変わりません、いい加減自分は進歩の無い人間だと自覚すべきかと。
だいたい謀叛を企てた一門を断罪するのは為政者として当然かと、王様向いてないんじゃ? 言語能力も語彙も無い模様、棄てちゃえこんなウジウジとした男。
後継者出来たしお早め退位を!!