広瀬郁のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ構想 プロダクトデザイン
企画 ビジョン、ミッション、コンセプト、ペルソナ
→【ヒト】
チーム、キャスティング、運営立ち上げ
【モノ】
建築、商品、グラフィック、ブランディング
【カネ】
フィージビリティ、ビジネスモデル
事業収益、コスト調整
⚫︎プロジェクト定義
•新規性 明確な目的目標
目的ー成し遂げる意義
•時間 明確な期限がある
•ヒト 関わる人が明確な責任を持つ
⚫︎クリエイティブはニーズフォーカス
クリエイターとのコラボによって、
売り上げの向上とコストダウン(利益率を上げる)につながる
①プロセスー共に学ぶ
アウトプット共有ではなく、プロセスの共有に
②コモ -
Posted by ブクログ
全国各地の地方都市は、時間的な問題(人口減少と内需縮小)と空間的な問題(まちの適正な規模維持の困難さ)、二つの面でデッドラインを迎えつつある。
これに対応するためには、まちを舞台にして行われる経済活動の流れ(バリューネットワーク)の概念を理解し、さらにその仕組みが時代の変動とともに適正な形に収まるようなスキームの構築が求められる。
そのスキームは結局は、「まちづくり」を持続可能な事業活動としてマネジメントできる仕組み、ということになる。
マネジメントに関わるプレーヤーは、資産を持つ不動産オーナーや、実際に現場で商売を行う商店経営者の他に、取り組みそのものを推進するプロジェクトマネージャー、魅 -
Posted by ブクログ
ここ最近自分の中でブームな木下斉氏と、こちらは初めて出会った広瀬郁氏の著書。
嶋田洋平『ぼくらのリノベーションまちづくり』と清水義次『リノベーションまちづくり』、そして木下斉『稼ぐまちが地方を変える』を三部作としていましたが、こちらの本もそのラインナップに加えられます。笑
リノベーション事業中心であった前の2著に対して、あくまでリノベーションも選択肢の一つにすぎないとし、その他まちを守るための最低限の要素をまとめた教科書のような書籍でした。
商店街でお金が回らないという状況を、経営という切り口で捉えることで、精神論やキレイゴトに偏りのあった従来のまちづくりに警鐘を鳴らしています。
成功事 -
Posted by ブクログ
地域活性化伝道師である木下斉氏と建築家の広瀬郁氏の共著。
これまでの著書に加え、建築的な要素が入り、違う印象の著書になりましたが、事例も紹介され、読みやすい構成でした。
バリューネットワークの逆転現象を示し、現在のまちは、生きるか死ぬかのデッドライン上にあり、行動が求められており、そのための実戦的ポイントが示されています。
いろいろな指摘がありましたが、
・組合や商工会議所、あるいは行政がまだしっかりと力を持っているまちでは、若い人の活動がネグレクトされやすい。時間資産を持ち、ガッツもセンスもある人が溶け込みにくい状況
いわゆるこれが抵抗戦力となり、まちが変われない状況にあるという指摘は、 -
Posted by ブクログ
地方都市でのまちづくりの取り組みとか成功事例とかが載っていて、それらを分析したまちづくりのスキームとかも載っています。
まちの仕組みを「バリューネットワーク」で捉えて、価値の流れを意識しましょうと、そしてモノが売れにくくなるので、川下の消費者から出発した事業スキームを組みましょうと。そうなると、規模の経済が働きにくいので、小資本でのヒットエンドラン作戦になるんですね。
なるほどなるほど、なんですが、地方都市の「まち」の衰退原因は需要不足ではないので、その解決策として消費者から出発する考え方というのは、一般論すぎて、それがまちの回復につながるかは少し疑問です。それ以外にロードサイド店舗とか -
Posted by ブクログ
「まちづくりに携わっている人々はふたつに分かれる。ひとつは戦後50年近く続いた経済成長と成熟を体感してきた世代と、もうひとつは、バブル崩壊後の20年あまりの縮小と低迷の時代しか体感していない世代である。ふたつの間には大きな意識のギャップがあって、活性化のイメージもバラバラなので、意見がまったくかみ合わない。」(p36)という木下氏の意見は、ハッとし、なるほどと納得した。
私はもちろん前者の世代であるが、いまの若い世代の感覚は決定的に違うらしい。
われわれが考える繁栄とは、どうしても高度経済成長期のそれに引っ張られる。
典型的なのがバブルの時代で、あらゆることが軽躁的でバラ色だった。
インド