埴沙萠のレビュー一覧

  • やさいの花
    「毎日食べている野菜に花がさくって 知ってた?
    花屋さんにある花に負けないほど 美しい花をさかせる野菜。よく見ないとわからないような 地味な花を咲かせる野菜。とても個性的です。収穫しないではたけにやさいを残しておくと、花ばたけになります。ほらね。」

    ニンジン、ゴボウ、レタス、ブロッコリー、ハクサイ...続きを読む
  • きのこ ふわり胞子の舞
    「けむりが出ているきのこ」という子ども目線の書き出しから、どんどん不思議な世界に入り込んでいく。
    この美しさを生で味わってみたい。思わず早朝や雨の森に行きたくなる素敵な写真絵本!
  • 足元の小宇宙 82歳の植物生態写真家が見つめる生命
    植物の生き様をワクワクしながら見つめている様子がこちらにも伝わって、私もワクワクした気持ちになった。植物っておもしろい。足元をもっとよく見てみよう。
  • やさいの花
    ごぼうにも花があって(当然か)、アザミに似ているのにびっくり。ジャガイモの花はフランスの貴族が美しいということで広めたが、実は飢饉対策だったとか。ホウレンソウには雌雄の株があって、勿論花があるが、風媒花なので地味な花だ。見たことのある花もあるし、こんな花だったんだというのもあり楽しい。
  • やさいの花
    7歳娘の寝る前の絵本。
    やさいの花が美しい写真とともに紹介されています。
    身近なやさいでも、案外花は知らないもの。
    花が咲く前に食べたり、収穫したりしてしまうから。
    育てたことがある野菜でさえ、花は知りません。
    例えばニンジンやサツマイモ。
    サツマイモに花が咲くことを全く考えたことがなかったです。
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  • やさいの花
    普段食べている野菜の花って知られていないものも少なくない。

    この本に出てくる野菜の花の写真はどれもきれいで花の図鑑かと思うほど。

    説明文も難しくないので、読み聞かせなら幼児から。低学年なら一人読みできると思います。

  • やさいの花
    「やさいはもともと野の草花でした。」から始まる。とても身近な野菜だけれど、そう思うと、急に見方が変わる。人間が手を加えて、畑で育てる野菜だけではなく、野や山に自生しているものもあると思うと、面白い。ゴボウの花とか、知らずに見てるのかもしれない。

    この野菜は〇〇の仲間との紹介がある。
    うそ!?っと思...続きを読む
  • やさいの花
    なすやきゅうりの花は知っているけど、そだてたことがない野さいの花をみたいなと思って、ぼくはこの本を読みたいと思いました。
  • やさいの花
    あの野菜とあの植物って親戚だったの!?あの野菜の花ってこんな風なんだ!
    いつも料理している身近な野菜の、いつもと違った一面を見られる絵本。
  • きのこ ふわり胞子の舞
    タイトルにもある「ふわり胞子の舞」を、いろんな角度から楽しめる美しいきのこの本。

    普段はカラカラに乾燥しているきのこ達は、雨が降るとみんなすくすく元気になって、嬉しそうに胞子を飛ばし始める。

    雨が降るまでぺっしゃんこだったのに、水を感じてぷっくり丸く膨らんで、落ちてくる雫の勢いを使って火山のよう...続きを読む
  • 足元の小宇宙 82歳の植物生態写真家が見つめる生命
    楽しいことばかりだよ、世の中は。
    よく見るといろんなものが見えてきて。

    NHKで数年前見て すごく感動した。
    本を見て、また 感動した。
    楽しいコトに貪欲で 少年のような方なんだろうな
    って 思った。
    もっともっと楽しいこと見つけて生活して
    休みの日には カメラ持って 楽しいを発見しに行こう。
    ...続きを読む
  • 足元の小宇宙 82歳の植物生態写真家が見つめる生命
    青空を仰ぐたんぽぽ、風に舞う土筆の胞子、霜柱のひとつひとつ、一面に咲くオオイヌノフグリ。忘れがちだけど、ちょっとしたことでも感動できることなんて溢れてる。目の前に見えてるものを、どう感じるか。そんなことを思い出させてくれる写真&エッセイ集。
  • きのこ ふわり胞子の舞
    へー、なるほど、とキノコ好きの子供と一緒に読みました。
    知らないことがいっぱいのキノコのはなし、おもしろかったです。
  • きのこ ふわり胞子の舞
    いのちのきらめきが舞う

    美しい。

    森の中で密やかにきのこが胞子を飛ばす。その瞬間を捕らえた写真絵本である。

    本文は簡素な説明で、漢字にはすべてにふりがなが振られており、子どもむけの絵本であるが、大人が見ても見応え十分。
    巻末の解説はきのこに関する基礎知識をやさしい言葉でまとめてある。

    きの...続きを読む
  • やさいの花
    小学校低学年、中学年向け。少し説明が多いので、幼児向け絵本の次に興味を広げるために読みたい。ただし子どもが一人で読むには難しい単語が紛れているので注意。「飢饉」「担う」など、ひらがなで書けばわかるというものではない。大人が一緒に読んで補足する必要がある。
  • きのこ ふわり胞子の舞
    どんなきのこも傘の下からいっぱい胞子を出す。雨が好き。雨が降ると胞子をたくさん出す。胞子が出ている写真が美しい。菌糸は枯れ葉を食べ、枯れ木さえも食べて崩して無くしてしまう。森の掃除屋さん。きのこは大切だなあ。この本には出ていなかったが、胞子が雨の核にもなると何かの本で読んだよ。
  • やさいの花
    写真が綺麗。
    野菜を通して身近な自然に目を向けるきっかけになる一冊。
    子どもも野原のギシギシを見て、コレはホウレンソウっぽいねーと話してきたり、ねぎ坊主を見つけて楽しんだり。
    冷蔵庫のブロッコリーに花が咲いた時は、残念感より、発見の喜びに。笑
  • やさいの花
    サツマイモがおいしい季節ですね。
    ところでみなさんは、サツマイモの「実」を見たことはありますか?
    ついついお芋の部分を思い浮かべてしまうかもしれませんが、そこじゃありません。花が咲いた後にできる種の入った部分のことです。
    なんとサツマイモの花や実はアサガオにそっくりなんです。
    同じお芋でも、白い花を...続きを読む
  • 足元の小宇宙 82歳の植物生態写真家が見つめる生命
    NHKで特集された埴沙萌氏のフォトブックである。普段何気なく見過ごしている植物や、馴染みの植物の意外な姿をレンズを通して教えてもらえる。
    番組も面白く見ましたが、本になっているものをじっくり鑑賞するのもまた良し、である。写真を撮るアイデアも知ることが出来る。まさしく足元に広がる小宇宙の姿を知ることが...続きを読む
  • 足元の小宇宙 82歳の植物生態写真家が見つめる生命
    自分が撮る写真は被写体との距離がまだまだある、心の距離も含めて、ということが一番の感想。「見る」ということは、普段、どれほど自分の意識が「そのもの」に入っていっているかという、意識のレベルからも見直していかなければいけないということを思った。