【感想・ネタバレ】たんぽぽはひとがすきのレビュー

あらすじ

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春のはじめ、たんぽぽが花を咲かせます。でも咲いているのは、畑や小石がしかれた道、コンクリートのすきまなど、一見育ちにくそうな、ひとが暮らすそば。これには、たんぽぽが他の草花に負けずに育つための「作戦」が関係しているのですが、「ひとがすき」とは、どういうことなのでしょうか? 写真家・埴沙萠が長年追い続けた、たんぽぽたちの美しい姿を写した写真で、その一所懸命な生き様に迫る写真絵本です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

た、たんぽぽは…根っこをちょんぎってもその切ったそれぞれの根っこから芽が出てくるなんて…恐ろしい子っΣ(゚д゚lll)
たんぽぽ庭にめちゃくちゃ生えてるの。
抜いても抜いても生えてくる。
これならそりゃあ出てくるはずだわ
もうたんぽぽ可愛いから共生しようかしら♡

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2025年07月14日

Posted by ブクログ

写真がとてもきれいなタンポポの科学絵本。
人の生活の身近にあるタンポポのことが、簡単な言葉で説明されている。
解説や小さな文字の部分を読まないと、6分ほど。小学生向けかな。

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2025年05月24日

Posted by ブクログ

たんぽぽの絵本はたくさんあり、特に平山和子(福音館書店)の『たんぽぽ』は科学絵本の名作だと思う。
たんぽぽ絵本は絵で描かれたものが多いので、これはその点でも貴重だと言える。
埴沙萠(1931〜2016)は植物の写真家で多くの写真絵本を残している。
この本は彼の写真から再構成された本。埴さんの写真を活かして、幼児から楽しめる絵本になっている。
見返しの、たんぽぽより下のアングルから撮った写真(地面に這いつくばって撮っただろう写真)は真っ青な空に向かって伸びるようにたんぽぽの花が咲いている。花にピントが合っているが、茎に生えている毛まで写っている。空とたんぽぽの分量が絶妙。
裏表紙の着地したタネに水滴が宿って、その水滴の中に空と木と太陽が逆さまに映っているのも素晴らしい。
根がまっすぐ地下に伸びていく様子はたんぽぽ絵本では定番で描かれているが、絵ではなく写真で捉えているのもすごい。深いガラスケースとかに移し替えて撮ったようには見えない。切れ切れになった根っこから芽が出てくるところも。地面を(何度も)掘って撮影したとしか思えない。
鈴木純さんがさまざまな植物で花を一つ一つ分解して並べるのをやっているが、埴さんが先駆者だということもわかった。
たんぽぽのライフサイクル、たんぽぽの生き残り作戦、その観察結果として「ひとがすき」という結論も納得できる。
埴さんの写真を知らない若い親や子どもたちもこの本で出会えると思うと嬉しい。

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2025年03月23日

Posted by ブクログ

私はたんぽぽという植物が好きだ。道路の側溝、コンクリートの隙間、歩道やあぜ道で、我々は見るでもなく彼らの姿を目に映している。春を知らせる鮮やかな黄色や、小さなパラシュートの綿毛たちに心を惹かれるのはもちろん私だけではないと思う。
そんなたんぽぽファンから見た本書は、なんと彼らの謎に包まれた生存戦略を垣間見ることができるのである。地中においても密やかにしなやかに、そして決して諦めない生き方には恐れ入る。地上ではなんだか愛らしく振る舞う彼らの強さに、私は唸らされるばかりである。

そういえば最近たんぽぽを見ることが減った気がする。次の春には探しに行くとしよう。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

たんぽぽの話

たんぽぽは狭いところ他の植物が苦手とする場所で活くる知恵を身につけた

そして根を深く張ること

身近に寄り添ってくれるだけど強い力を持つたんぽぽ

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2025年05月27日

Posted by ブクログ

たんぽぽの写真本。たんぽぽの生きるための作戦を読むことで、その生態や一年がよく分かるようになっている。文章も分かりやすい。

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2025年05月08日

Posted by ブクログ

9歳10ヶ月の娘
6歳10ヶ月の息子に読み聞かせ

言われてみれば

たんぽぽが身近にありすぎて。
たんぽぽの作戦に気が付かなかった!

ひとの近くで生きることを
選んだたんぽぽ。

分断された根っこからも
どんどん芽が出るのは
おおおう。すごいな。こりゃ駆除が大変だ

白いたんぽぽのことも。
気になる〜
見てみたい。

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2025年04月08日

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