火浦功15年ぶりの新作(調べたら、2001年にも新作出てたのね)…ということですが、内容としては8,90年代に発表された短編の初単行本化…といったものでした。これだけの分量眠っていたとは…
火浦功の作風としては「遅筆」「未完」「タイトルだけ先に入稿する」等が有名ですが、それらを改めて思い出させる作品群。比較的長めなのは、ホラー風演出でビックリの「アモルフの棲む町」(未完)、ちょっと不思議ないい話風「明るい世紀末の過ごし方」(完結)。
それにしても、やはり先生のこの軽妙な文体の魅力は色あせぬものである。