あだちとかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
マガジンプラスで連載していた番外編のまとめ巻。みなさんキャラクター設定を守っているようで忘れた感がでていてよかったです。
この神様どうしようもない。本編では誰よりも脆く儚い神を演じている夜トも外伝ではどうしようもないヘタレクズ神っぷりを見せてくれます。それと同じく巻き込まれるような形で兆麻も引っ張られてましたが、彼は元人間間違いがあってもしょうがない。とアホみたいノリを外伝では続けてましたが、本編ではすっかり身を潜めている普通の一般人を助ける神らしさも見せています。まぁ導かれ先が必ずと言って良い物ではありませんが神らしく人の迷いに答えている姿を見るとこの作品の初期を思い出せてよかったです。そして、日本に住まう八百万の神はネットの世界にも。同じく講談社の鬼灯の冷徹でもそうですが、日々変化していくこの世界で人の願いで成り立つ神も変化し続けるってのはこの作品のテーマともつながる話だったのではないでしょうか。なんにしても欲望のままに神様に頼むのはやめといたほうが神も人も安全ですよね多分。
本編のほうでは恵比寿を交えた話の真っ最中だけに今作品での暴走っぷりは面白かったです。本編では拾えきれなかったことをしっかりやった外伝でした。あだち先生、アイドル好きなのかな。 -
Posted by ブクログ
自分を保ちたいと思う心は神にも存在する。夜トの焦りと恵比寿の望みが薄いながらも繋がっているようで儚げな印象を受けました。
自分の命を愛しむ。人が望むからこそ生まれる神。それは人が望んでる限り永遠に存在できることと同義です。しかし、神のシステムとして代替わりがあります。それは今までの神が死に、新たな神が生まれること。その今を務めている神に死の恐怖はないのか。自分の命に執着しない神が生命に執着を見せる人間に対して幸せを運ぶことができるのか。今回、唯一の自分を求める存在であるひよりに忘れられる恐怖を引きずった夜トに恵比寿は良い神と定義付けます。術師になることを目的とする恵比寿の本心はまだ見えませんが、神器達の恵比寿に対する思いや次の代をやたらと引き合いにだすところをみるとその生命に執着する様は彼の望みとどこかで繋がっているんじゃないかと思います。自分の命を愛しむことができれなければだれも幸せには出来ないということが今回のテーマなんですかね。
アニメ化も決定し、外伝も来月にでるみたいでノリにのっているノラガミ。このままうまく神と人間の相関関係に思いを乗せながら描いていって欲しいです。うしろの4コマのような感じで本編で恵比寿ネタがみたいですな。 -
Posted by ブクログ
祝アニメ化!今からとても楽しみですね。今回の表紙は随分挑発的なひよりin夜トにショタが光る雪音ですが、太ももがいいですね太もも最高。物語は裏で糸を引いていた面を操る者たちが明らかになり、一悶着が起きそうな始まりを感じさせました。
求められる喜び。今巻は不穏な幕引きで終わった前巻から実は元のままと最初に明かされます。どんなに災厄が降りかかろうとも忘れず繋がり合う縁を大事にするひよりがとても良かった。そして、求められたからこそ存在できる神としての喜びをストーカーになってしまうほどの行動で表す夜トも笑わせてくれました。念願の社という名の帰る場所を手に入れた時の涙は本当に嬉しかったのでしょうが、手に入れたからこそ失う恐怖も付き纏うのが世の常ですからその時夜トがどういった行動をとるのか期待ですな。ノラガミワールドの神は1人だけでも求めてくれれば存在が許される分、強大でいて儚い存在と1巻から通して描かれています。今巻は特に儚い部分が際立っていたんじゃないんでしょうか。
道標として。神に従い、道を示す道標という存在。神につく神器それぞれが示す道は数多あります。雪音も夜トをどう護りたいかを考え、修行を始めました。欲を持たず、強く在り続けること、それは非常に険しい決断だと思いますが、今の彼ならなんとかなるんじゃないかなと思います。もう完全にオカン的な立ち位置になりつつあります。
恵比寿も面をつけなにやら暗躍している模様でそれを何も言わず見守る道標の厳弥も今回の話でキーとなってくるんじゃないんでしょうか。アニメ化もしましたし、当分は打ち切りないでしょうから粘り腰で面白くしていって欲しいです。