カベルナリア吉田のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ行ったことがある島と行ってみたい島、名前も知らない島のレポで読んでいて懐かしく思ったり、そうだったのかと勉強になる一冊だった。
豊島美術館の困惑具合が私と同じ感想で読みながら爆笑してしまった
現代アートはよくわからん笑
産廃で有名だったのは知らなかったのでいつかまた行く機会があったらアート目的ではなくそちらを見に直島共々訪れたい
直島にも滞在したのでセブンイレブンの衝撃と例の銭湯のきらびやかさに慄く感じは親近感がわいた。
瀬戸内、アート目的で行った限りだと小豆島の寒霞渓が一番良かった
寒霞渓までのバス道中など
やはり島は人工物よりも元々あった自然を生かした景観が一番綺麗なのかもなぁと改めて思 -
Posted by ブクログ
150もの有人島を旅した紀行作家の著者が書き記した一冊。
私は島巡りが大好きです。
きっかけは、2年間のオーストラリア生活から帰国後、東京に戻る前に日本を旅したいと思い、到着地を関空に変更して東京まで貧乏鈍行一人旅を決行したのがはじまりでした。
大阪→奈良→京都→滋賀→福井→岐阜→名古屋→伊勢・鳥羽→静岡→伊豆→東京
その中で伊勢神宮にお詣りした次の日、鳥羽まで足を伸ばしふと目にした『神島』という名前。
その名前につられて衝動的にフェリーに乗り込んだのが有人島との出会いです。
そこで見た景色は、本当に別世界。今までの生活とはかけ離れたもので、大きな衝撃を受けました。
自分が知らなかった -
Posted by ブクログ
島に歴史あり。
名前が知られた(メジャーな!)島から、おそらく素人は絶対に行かないだろうマイナーな島まで網羅した旅本。
コロナ禍の現在、なかなかふらっと旅に出ることは叶わないのだけど、(良くも悪くも)作者の主観がたっぷり盛り込まれているので、島への旅気分を味わえる一冊。
ちなみに、タイトルと本の内容には齟齬があるのでご注意を!(タイトルの禍々しさはない、どちらかと言うとのどかな紀行文です)。
個人的に、広島の大久野島のことを調べたくて手に取った本だったのだけと、他の島の歴史などにも興味をそそられるものがあった。
それにしても、どの島にも忍び寄る過疎化にはやるせなさを感じるなぁ。 -
Posted by ブクログ
この著者はとかく「離島と都会との接触」を否定する。離島で行われるドラマ・映画撮影、離島に移住した人が開くカフェやペンション、リゾート開発。それらにより観光地化すること、それが長続きせずまた過疎化すること、若者が島を出て行くこと。
そういった離島が抱えるネックを否定しつつ、しかし一方で著者自身は旅人として離島に住む人々と接触すること、その土地の人々が昔のままで変わらずいて、自分に接してくれることを求める。
また、奄美の旅では逆に、加計呂麻島で移住者が島の人々と対立せず受け入れられていることやその移住者に親切にされると喜んだりもする。
どうも論点や島への想いに一貫性がないようにも感じるが、多