松方冬子のレビュー一覧

  • オランダ風説書 「鎖国」日本に語られた「世界」

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    ネタバレ

    日本人の海外渡航を禁じた江戸幕府にとって、オランダ風説書は最新の世界情勢を知るほぼ唯一の情報源だった。長崎出島を舞台に鎖国のニ百年間、毎年続けられた世界情報の提供の実態に迫る。
    第一章 「通常の」風説書
    第ニ章 貿易許可条件としての風説書
    第三章 風説書の慣例化
    第四章 脅威はカトリックから「西洋近代」へ
    第五章 別段風説書
    第六章 風説書の終焉
    おわりに

    著者によると研究すればするほど、風説書の限界が見えてくるという。本書の結論風にあえて言うなら「風説書は、江戸時代の日本が聞いたオランダ人のささやきでしかなかった」ということになるという。

    著者の過大評価すべきでないとい

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    2013年08月13日
  • オランダ風説書 「鎖国」日本に語られた「世界」

    Posted by ブクログ

    江戸時代は「鎖国」状態などではなかったことはもはや常識になっている。その根拠の一つが「オランダ風説書」の存在だが、それが実際にはどのようなものだったのかが、オランダ語文献の側からも明らかにされているのが本書の特徴だ。その結論が末尾で吐露されているのだが――研究者としての率直な態度に感心。

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    2011年07月29日