大友信彦のレビュー一覧

  • オールブラックスが強い理由 世界最強チーム勝利のメソッド

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    オールブラックスの強さを記した本は数あるが、ニュージーランドの文化、歴史、生活の視点で国内外のラグビー著名人から語られた物を大変読みやすくまとめられた本だと思う。オールブラックスの強さは謙虚さ、多様性を受け入れるおおらかさ、そして勝ちにこだわる厳しさにある事を改めて知る事が出来た上に、ニュージーランドの区にとしての魅力も感じた。

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    2025年03月08日
  • 釜石の夢 被災地でワールドカップを

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    (2015/9/11)
    気仙沼出身でラグビー中心のスポーツライター大友信彦氏の新刊。
    東日本大震災で甚大な被害を受けた釜石市が、
    2019ラグビーワールドカップ日本大会の試合会場に選ばれるまでを描いている。

    新日鉄釜石がクラブチームになった釜石シーウェイブスが登場。
    昨年窪田との入れ替え戦を熊谷まで観に行ったっけ。
    寒風吹きすさぶ中だったが、富来旗による応援が温かった記憶がある。

    復興ままならぬ中でラグビー場を造ることに躊躇しつつ、
    しかしその復興のためにこそ、未来のためにと立候補を決め、
    当選した後は街をあげて動きだす釜石市。

    震災の傷跡は大きいが、(いまだ実態を見ていないことには忸怩

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    2024年06月18日
  • オールブラックスが強い理由 世界最強チーム勝利のメソッド

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    ニュージーランドラグビー代表であるオールブラックストがなぜあんなに強いのか、その理由に迫った内容でニュージーランドに関係のある人たちのインタビューが書かれている。ラグビーが文化として根付いているのもあるけど育成という観点から全ての年代の選手を協会が把握しているシステムはすごいと思った。日本では高校、大学行ってからプロに行くのが主流だがニュージーランドでは20歳がプロになる境界らしい。フィジカル的にピークを迎える時期にプロの育成を受けるのは確かに重要だと思った。日本は大学ラグビーが人気だから今後もそんなに変わらないと思うけど高校からそのままプロになる人も増えたらますます強くなるのか。
    全ての色を

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    2023年09月28日
  • 不動の魂 桜の15番 ラグビーと歩む

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    ますます五郎丸選手のことが好きになる一冊。負けず嫌いで、強い芯のある心を持った人やからこそ、ここまで周りの人に恵まれたんやろなと。
    やっぱりラグビーってええな。

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    2016年01月13日
  • 読むラグビー

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    第1回から第8回までのラグビーワールドカップの概観、日本代表のこれまでの足跡が一気に楽しめた。特にアルゼンチンの躍進と南半球勢の圧倒的な強さがデータから読み取れた。キャンピージやブランコの活躍が懐かしい。

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    2025年05月29日
  • 釜石の夢 被災地でワールドカップを

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    宮城県気仙沼出身のスポーツライター「大友信彦」が、東日本大震災の被災地の現実、復興の困難とラグビーワールドカップ実現への道を現場の視点から描くノンフィクション作品『釜石の夢 被災地でワールドカップを』を読みました。

    「村上晃一」作品に続きラグビー関係の作品です。

    -----story-------------
    2015年春、2019年日本ラグビーワールドカップの開催地が発表。
    釜石はその決定地の筆頭として全世界に発信された。
    スタジアムの建設地は、中学生・小学生が全員助かり「釜石の奇跡」とも言われた釜石の沿岸・鵜住居である。
    同時に鵜住居は多くの尊い人命も失われた。被災地の気仙沼出身で、著

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    2023年03月21日
  • 不動の魂 桜の15番 ラグビーと歩む

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    少し「旬」は過ぎた感はあるが、この本が書かれたあとからW杯での活躍が始まるのかと思うとワクワクしました。
    キックばかりなにかと注目されがちですが、ラグビーについてもっともっと多くの方がいろいろと楽しめるといいなと思いながら読みました。
    五郎丸選手にはまだまだ活躍してほしいです。

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    2016年07月25日
  • 釜石の夢 被災地でワールドカップを

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    新日鉄と釜石市は公害や諸所の問題で互いに手を取り合ってきた訳ではないが、それでも旧成人の日(日本選手権決勝が行われる1/15)は、まだ長い冬休み中の地元の子供たちまでテレビにかじりついて“オラが新日鉄釜石”を応援する程、特別な存在だった事は偽らざる事実である。

    震災の時、釜石シーウェイヴスのメンバーが救援物資の段ボールを運ぶ姿や身体の不自由な人を運ぶ姿はメディアでも報道されたし、福島第一原発の放射能漏れに対する大使館からの帰国要請を断り、釜石の為に尽くした外国人メンバーもいた。(2015年ワールドカップで豪州代表としてプレーしたスコット・ファーディーがそのひとり)

    何がそうさせるのか?

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    2015年12月02日
  • 釜石の夢 被災地でワールドカップを

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    かつて、V7を成し遂げた新日鐵のラグビー部があった岩手県釜石市。東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた釜石が再び立ち上がり、2019年のラグビーワールドカップの招致に成功するまでを描いたノンフィクション。

    釜石ラグビーの未来の新たなスタートラインとなるのか…

    自分が釜石で過ごしていた2年間は新日鐵釜石の全盛期で、市内は大層な賑わいを見せており、学校のクラスメイトの親の殆んどが新日鐵釜石の関係者だった。

    街は絶えず製鉄所のウーンといった唸るような音に溢れ、製鉄所の煙突が絶えず白い煙を吐き出し、製鉄所専用の鉄道を走る貨車は真っ赤に焼けた鉄の塊を運んでいた。日本の産業は重厚長大から軽薄短小へ

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    2015年08月22日
  • 不動の魂 桜の15番 ラグビーと歩む

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    ポーカーフェイスでふてぶてしく見える五郎丸が、すごく考えてラグビーに取り組み、ラグビー意外にも広げられる視野で物事を語っていることに少なからず驚いた。

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    2015年05月10日
  • 不動の魂 桜の15番 ラグビーと歩む

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    ヤマハ発動機の選手でラグビー日本代表でも活躍する五郎丸選手の作品。
    お兄さんの存在の大きさをはじめて知った。
    本人の努力や考え方が分かって面白い。これからも応援したい。

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    2015年03月06日
  • 釜石の夢 被災地でワールドカップを

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    2019年のラグビーワールドカップの盛り上がりは記憶に新しいところです。多くの試合会場が賑わいましたが,中でも釜石市鵜住居スタジアムでの開催は、大都市が多くを占めた会場の中でも独特の存在感がありました。
    人口4万人足らずの地方都市で、開催地立候補の段階ではまだスタジアムの建設も始まっていないという状況から、開催が決まるまでの経過と、それに奔走した多くのスタッフの方々の記録です。
    開催地立候補の動きは東日本大震災直後の2011年から開始されていました。釜石と同じく阪神大震災で被害を受けた神戸市に本拠地を置く日本選手権7連覇の実績を持つ神戸製鋼ラグビーチームと、釜石に本拠地を置き、かつて日本選手権

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    2020年02月02日
  • 不動の魂 桜の15番 ラグビーと歩む

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    五郎丸選手の半生が時系列で具体的に記されている自伝のような作品だった。3歳から始めたラグビーを現在まで通して続けてきた意志の強さや忍耐力には脱帽した。自分の為ではなく人の為に力を発揮する方が頑張れる、チームの為に自分の力を発揮する姿勢は見習いたいと思った。あの若さで堂々とした佇まいの裏には不動の精神がある。

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    2019年07月18日
  • 釜石の夢 被災地でワールドカップを

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    鉄と魚とラグビーの町、岩手県釜石市。2011年3月11日、大きな揺れと津波に飲み込まれ壊滅的な被害を受けた。釜石市は、かつて新日鐵釜石ラグビー部が全国制覇7連覇を成し遂げたことによって市民のラグビーへの思いは強かった。震災により、何もかもを失った町に再び夢と希望を取り戻すために必要なものは何だろうか。「釜石でワールドカップできませんかね」、そんな小さなつぶやきが始まりだった。しかし、復興の目途も立っていない、家も家族も失った人たちは明日のことも分からない。ましてや人口3万人程度の釜石には、会場とできるスタジアムもない。だが、被災した人たちには夢が希望が必要だった。未来に向けた復興のシンボルとし

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    2019年06月15日
  • 不動の魂 桜の15番 ラグビーと歩む

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    五郎丸選手とは同世代で、大学生、よく正月で活躍してるのを見てた。
    読んでて久々にラグビーしたくなってきた。

    この本で語られるお兄さんみたいな兄が欲しい。

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    2015年10月12日
  • 不動の魂 桜の15番 ラグビーと歩む

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    キックが外れても、入っても、淡々とした表情でフィールドに戻っていく五郎丸選手。その裏にはものすごいプレッシャーのとの戦いや強靭な精神力があるのだろうと想像していた。そんな彼が大切にするのは今までの練習の積み重ねと、自分の「ルーティン」。ローマは1日にして成らず。観る者を興奮させるすごいプレーの裏にあるのは、基本的でシンプルな事の積み重ねだった。それはラグビー以外にも共通する要素だと思った。
    そして、ラグビーってやっぱり深い。
    最後の章で五郎丸選手本人が書いた文章を読んでそう感じた。他のラガーマンの本も読みたくなった。

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    2015年05月09日
  • 不動の魂 桜の15番 ラグビーと歩む

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    五郎丸歩の半生記。ワセダの話とか、高校の話とか、今となってはなかなか触れられない話とか、懐かしい話もあって、良くも悪くもファンには面白い一冊。

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    2014年12月21日