牟田和恵のレビュー一覧

  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    男性、女性それぞれからの視点を対比しているなど、とてもわかりやすい。各章の最後に要点というか、格言があるのが良すぎる。中高年男性が「モテる」のは、地位と権力が9割がた と言い聞かせよう。

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    2025年05月01日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    現実に生じるセクハラは、お役所や会社、大学が発行している防止パンフレットや各種マニュアルの事例とはだいぶ違うものである。結局、この問題の難しさは、ほとんどのセクハラが、グレーゾーンで生み出される点にこそあるのだ。なぜ女性ははっきりとノーと言わないのか、男性はなぜ気づかないのか。恋愛がらみの二つのパターン、妄想系とリアル系の違いとは。そして、訴えられたらどうすればいいのか―。セクハラ問題の第一人者が、豊富な具体例を紹介しつつ、男が嵌りやすい勘違いの構図をあぶりだす。誰でも知っておいて損はありません!
    セクハラの定義は、「性に関わって人間性を傷つけること、職場や学校などで相手の意に反して不快で苦痛

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    2022年12月13日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    どうしてセクハラ案件は加害者側からしばしば「恋愛」と規定されがちなのか。1992年の福岡セクハラ訴訟などの判例の積み重ねから現在に至るまでのさまざまなスタディケースをもとに、セクハラトラブルの複雑な様相を紹介してくれる。どんなに極小でも男性労働者はしばしば女性より何らかの意味で職場内の「権力」をもっており、それを外した状態での提案ができない限り誘いは強要の性格を帯びる、という仕組みについて、さまざまな説明が試みられていた。
    (2020-09-04 細かい感想も書きたいがとりあえずここまで)

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    2020年09月04日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    部長、その恋愛はセクハラです!。牟田和恵先生の著書。セクハラには2種類あると思います。意図的なセクハラと無意識なセクハラ。日本社会で意図的なセクハラはさすがに減っているとは思うけれど、時代錯誤な中高年男性の女性蔑視からくる無意識なセクハラは今だに多いと思います。無意識なセクハラをしているかもという自覚がある人は読むべき一冊だと思うけれど、そういう自覚がないからこそ無意識なセクハラをしてしまうんでしょうね。

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    2018年12月11日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    時代劇の悪代官のような分かりやすいセクハラはむしろ、例外で
    広大なグレーゾーンが広がっている。
    男女の視点の違いを極めて分かりやすく説明している。
    男性は必読。

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    2018年07月07日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    めちゃくちゃおもしろかった。
    身に覚えがありすぎた。
    男性は女性の無言の微笑をnoではなく、yesと受け取ってしまうのだな。
    そして、女性はnoということばを持たないというのも、ほんとだなと思った。

    以下、自分語りで恐縮ですが、どんどん記憶が蘇った。
    オフィスから呼び出されて仕事の話をしてたのに、いつのまにか夜景を見ながら肩を組んで写真を撮られたり、仕事のためといわれて休日連れ出されたり、マッサージといって触られたり、仕事でとしつこく旅行に誘われたり、君じゃないと身体が反応しないと言われたり、生涯逢いたいから仕事(作業)を作り出すと公言されたり。
    それが好意の表れだから、良いと思っているよう

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    2018年06月04日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    セクハラに対する男女の捉え方がとてもよくわかった良書。
    性差はもちろん、社会のあり方がセクハラを起こしている側面もあるのだろうが、それを免罪符にせず自分の感情をコントロールする必要があるのだと思った。

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    2015年10月25日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    2013年の発行。
    もう10年以上前の話だから古臭くなって…いる訳ではない。
    それは日本社会の成熟度がまだまだということの証だが、少しずつ社会は変わってきているのは間違いない。
    今は勇気を持った女性たち(もちろん男性だって被害に遭うけれど、性被害に遭う多くは女性だ)が傷つきながら声を上げている。
    どれだけ辛いか想像を絶するが、同時にそのことがどれだけ他の人々に勇気を与えているか知っていてほしい。

    さて、本題。
    各章には短く「レッスンまとめ」がある。
    ほとんどのセクハラはグレーゾーン、という指摘には大いに頷く。
    第四章の「女性はなぜはっきりノーを言わないのか」は皆に目を通してほしい。
    嫌なもん

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    2025年02月03日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    セクハラに至るまでの男女の行き違いの構図がよく分かる。
    赤川次郎の小説に、こういうセクハラ男や男尊女卑思考の人よく出てくるなー、と思いながら読んでた。

    周りでセクハラや性加害をを見かけたら、なるべく助けるようにしようと思う。

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    2019年09月16日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    財務省事務次官を辞任に追い込んだセクハラ。そんなことにならないためにも、特に働く男性は本書を読んでおいた方が良いと思いました。職場のハラスメント研修なんか受けるよりよっぽど勉強になりました。本書ではまだまだ多い事例である、男性が女性に訴えられるセクハラに限定して、豊富な具体例が紹介されています。ハラスメント研修なんか受けると、相手が不快に思えばセクハラ!とか言われて、じゃあどうすれば良いんだよ、とか当然多くの男性が感じるような疑問も挙げて、コメントしてあります。黒か白かのセクハラなんて滅多になく、ほぼ全てグレーゾーンであるのが実際のセクハラであることを認識し、映画羅生門のごとく、同じ事実も立場

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    2018年06月10日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    身近なセクハラについて、男女の溝に橋を渡そうという本。
    強く断れない女性と、自分の権力にも相手の気持ちにも鈍感な男性。
    双方の理屈が書かれているから、伝わらない理由がどちらの立場でも学べる。

    この本で扱われるのは主に「ある程度の立場にある家族持ちの中高年男性から弱い立場の若い女性へ」のパターン。
    それ以外のパターンもあるよと断りがあるとはいえ、他のケースもほしい。
    と、思ったけれども、どうもこの本は加害者と被害者の認識の差に焦点をあてて、理解させるために書かれたものらしいのでこれはこれでいい。

    最初は、こんなに迂遠な断りでは気づかないのも無理はない、と思った。
    というか心の中なんて私もわか

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    2014年06月22日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    セクハラを本気で恋愛だと思い込んでいる男性が多い、と日々感じていたので、本書の説明に納得!

    やはり思うのは「日常の恋愛が、暴力に似ている」ということ。

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    2014年02月09日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    老若男女問わず、役職問わず、既婚未婚問わず、全ての人が読むべき本である!といっても過言ではないよ。上野先生の帯のとおり、一家に一冊だね。

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    2013年09月24日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    セクハラについての誤解、加害者側がまったく意図していなくてもセクハラになってしまったり、意図するどころか、恋愛だと信じ込んでいたのにセクハラと言われてしまう現状をわかりやすく解説。読んですぐに著者である牟田さんの講演を聞く機会があって、この本を書かれた背景を直接に聞かせていただけたことでなお一層内容についてうなづける点が多かった。

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    2013年09月02日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    我が身、我が経験、我が思いを振り返りながら一気に読んでしまった。結論としては、能天気な自分は社内恋愛なんぞやってはいけないということ(もともと既婚だからなおのこと)。どうしても恋愛をしたければ社外の交流の中でやるべき、ということ。です。

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    2013年08月30日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    サラリーマン向けということになっているがよく書けていると思う。特に二次被害のあたりとかは(おそらく体験にもとづいた)リアルさがって読ませる。

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    2020年06月15日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    すごく勉強になった面はあるものの、「セクハラにあったと主張する側の意見は、まずは無条件に尊重されるべき」とも取れる主張には違和感があった。

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    2025年01月20日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    「あなたのかわりに読みました」に掲載されていて、気になったので手に取った。

    セクハラはほとんどがグレーゾーンということに納得。実際、自分もされていることに嫌悪しつつも、自意識過剰と思われないかと泣き寝入りしたことが幾度もあったので。
    ただ、本の内容としては深みがあまりなく、「あなたの〜」の内容で十分だったかな…。

    個人的には、職場へわざわざセクシーに見える服を着ていくことや「女性の淹れてくれるお茶は美味しい」がセクハラだという意見には賛同できないです。

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    2025年01月12日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    まあ言いたいことはわかる。
    理解するところもある。
    バカな男が沢山いることも事実だし。
    別段、日本の文化が女性の我慢のもので培われて来たなんて思ってるわけでもない。
    実際、言いたいことも言えずに我慢して来た人も沢山いるだろう。
    が。
    別にそんなこと、この件に限ったことじゃないし。
    まあだから今、他にもハラハラとハラスメントが溢れ出してきて、もう言ったもん勝ちのハラスメント暴力も吹き荒れてるんだが。

    いや、男と女が違うもので、男がどうできてるかってのが全く評価されない。男の存在はどうやら、人間として外れたものらしい。
    この視点がどうにもイラつく。
    男に見せるために、セクシーな格好をしてるんでは

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    2022年12月22日
  • 部長、その恋愛はセクハラです!

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    とりわけ新しく斬新な事が書かれている訳ではないが、男女間の認識のズレ、経営や社会的評価リスクのポイントを、多くのケースを元に分かりやすく記述している。
    男性側の言い分もしっかり聞きつつ、回答しているため、職場研修にも適していると思う。

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    2020年09月28日