中川なをみのレビュー一覧

  • 天游 : 蘭学の架け橋となった男

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    福沢諭吉の先生である緒方こうあんの先生である、中天遊の話。
    日本の医学だったり、学問がたくさんの人たちの努力と積み重ねによってできていること、歴史は1人では作れずいろんな人が時には思惑をしたり、必死になったりしながら生きてることが、後に歴史となっていくことがわかる。

    また、一つのことを追究していく素晴らしさと、一つのことにとらわれず、多岐にわたって興味を持ち続ける素晴らしさと‥小学校高学年から中高生、そして大学生、大人と幅広い世代が共感できる部分がそれぞれにあるんじゃないかなーと思った。

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    2012年03月03日
  • 砂漠の国からフォフォー

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    アフリカとそこに暮らす人々を知りたい人向け。
    読みやすく、文量も少ないので、アフリカを知るとっかかりとして、本書はオススメです。

    主人公は24歳、幼稚園教諭の女性。
    青年海外協力隊員として、アフリカ最貧国のひとつニジェールへ向かう。

    児童書ゆえ、物語も人物造形もありふれたもの。
    しかし、五感に訴える数々のエピソードは、アフリカの暑さを、人々の生活を色鮮やかに伝えてくれる。

       ◇◆◇◆◇◆◇
    書き出し

     あゆらは先月二十四歳になったばかり。幼稚園の先生になって四年目の冬をむかえた。
     首にマフラーを巻きつけてから通勤用のバイクにまたがり、キイを差しこんだときだった。
     目の前をひらっ

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    2021年10月11日
  • 砂漠の国からフォフォー

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    光村の中学国語の教科書の「読書の世界を広げよう」に載っていた本だと思うのだが…。


    幼稚園教諭をしながらも、何か空虚な気がして、もっと自分を生かせるものがあるのでは?と思うあゆら。

    ある日雑誌で目にした「青年海外協力隊」の記事に、これだ!と幼稚園を辞め、協力隊の採用試験を受ける。
    が、これが厳しい!3回目でどうにか合格し、アフリカの最貧国ニジェールへと赴き、現地の幼児教育に従事することになる…。

    かなり前向きなあゆらだが、

    ●40度以上の高温&極度の乾燥(大量に汗をかくが、すぐに乾くため肌が塩を吹き、その塩で肌が傷つき、ひび割れる)という過酷な環境。
    ●男尊女卑が明確なイスラム

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    2021年08月24日
  • 天游 : 蘭学の架け橋となった男

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    好奇心旺盛で、疑問に思ったことはとことん突き詰めなければ気が済まない天游。そんな夫を支え、みずから医者として働く才女さだ。二人三脚で歩む二人の物語。

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    2011年12月27日
  • 龍の腹

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    パールバックの大地を読んだ後ということもあってだが,中国という国のスケールを感じた本だった。数年前も課題図書になった『モギ ちいさな焼きもの師』が思い出された。しかし,モギとは違った世界の焼きもの師達の世界を見ることができた。今から約1000年も前,日本から中国の青磁器造りにあこがれて,8歳の息子をつれて中国龍泉に渡った親子の物語。青磁器の陶工になることは父の夢だった。息子は父に連れられていっただけ・・・しかし実際は父は陶工になるには遅すぎたのだった。陶工になるには子どもの時に弟子入りをしないといけない・・と言われた父は息子を一人で窯元に置いていくことにした。父を恨みながら陶工へと成長していく

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    2010年07月06日
  • 砂漠の国からフォフォー

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    純粋に文学作品として評価すれば、欠点はたくさんある。
    でも、ニジェールを舞台にした小説ってないから、興味深かった。
    ナイジェリア人のアディージェは読んだことあったけど、ナイジェリア人にとってはナイジェリアが当たり前だから、日本人がどう感じるかはわからない。
    これは日本人女性を主人公にしているので、日本人がどう感じるかが伝わってくる。
    何事も日本の常識の通じない国。人間同士はいずれ分かりあえると思うけど、気候と食べ物に慣れることができるかは結構大きい。
    アフリカに一週間ほど行ったけど、ずっと住むのは難しいなと感じた人間としては、主人公の前向きさに胸打たれるものがあった。

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    2014年05月07日
  • 天游 : 蘭学の架け橋となった男

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    江戸時代後半大阪で活躍した蘭学者中天游の話し
    この人のことは全く知らなかった。紹介された文章には福沢諭吉や大村益次郎が学んだ適塾の緒方洪庵の先生とあり興味をそそられた。
    副題にある通り、大槻玄蕃、海上随鴎、橋本宗吉等の功績を自らの成果とともに思々斎塾を開き次世代に引き継いだ 人であり、暮らしに役立てる学問を目指した人であったようだ。
    また、一途に妻を愛した人であったが、読んでいてあまりに妻さださんが素晴らしく天游が愛想を尽かされ無かったのことに感動した。
    読みながら童話を読んでいるような気分になったが、著者の中川なをみさんは著者略歴を見ると日本児童文学者協会に所属されていた。
    また、こしだミカ

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    2012年08月24日