石川博品のレビュー一覧
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現代の若者を取り巻くコミュニケーション問題に鋭く切り込むライトノベル。あくまでもライトノベルなので、ふざけた要素は多いのだけど、そこに書かれている思想はけっこう深い(と思う)。「ニート」や「ぼっち」という現代的なキーワードを前面に出しているところも私好み。アニメ版では省略されたセリフやエピソードを楽...続きを読むPosted by ブクログ
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何を以て問題が解決されたと見なせるのかは人によって違うということ、最適解が何かを見定めることは難しいと言うことPosted by ブクログ
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これまでの嫌な雰囲気が解決するので読後感はすっきり。
葉山のほうが大変なことになりそうだが、奉仕部の三人がまた仲良くなったのは見ていてほほえましい。八幡よくやった!
本物がほしいという彼の依頼をどう解決するのか。雪ノ下と由比ヶ浜の活躍が早く見たい。Posted by ブクログ -
ようやく6巻からの長い辛い話を抜けた感じ。
いや、どの巻も面白かったんだけど、ギクシャクっぷりがもう見てられない感じだったのでかなり辛かった。
しかし、今回でそれもようやくの終止符をうち、
それぞれ新たな1歩を踏み出すと言う感じになりつつある。
しかし、ストーリーが進んだ分、もう終盤なんだなあと実感...続きを読むPosted by ブクログ -
『でもね、比企谷。傷つけないなんてことは出来ないんだ。人間、存在するだけで無自覚に誰かを傷つけるものさry…』いい言葉です。平塚先生カッコよ過ぎ。渡航先生の文章は最近はなにに手を出してるかわかるし非常に個人的で日常的な部分も含まれていて、日記のようなイメージを改めて感じました。ライトノベルではあるが...続きを読むPosted by ブクログ
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すごい、八幡が青春してる……
いや、八幡どころじゃない……
まちがいつつも前に進んでいけるのが羨ましいと感じるようになってしまって、なんだか年をとったなぁと思う次第です。Posted by ブクログ -
評価:☆5
間違い続ける青春ラブコメ第9弾。
※発売直後のためネタバレ注意。
前巻から引き続き重たい展開が続く。
奉仕部メンバーは正しくないと分かっていながらも「欺瞞」に満ちた関係を続ける。
『表面をなぞっているだけなら、いずれすべては摩耗する。』という現状を的確に表し...続きを読むPosted by ブクログ -
今回は特に印象強い巻となった。前巻では、解決こそされたものの、奉仕部3人がなんとなく後味悪い関係のままで終わってしまったが、今回はその原因が物語を通して徐々に明らかにされていく。内容も勿論だが、ストーリーを通して描かれる心情、表現はとても共感する部分が多く感動した。平塚先生が表紙になるのがうなずける...続きを読むPosted by ブクログ
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とても面白かった。ぬるま湯のような関係が嫌なのに結局守ったものがぬるま湯のような関係だったというのが、皮肉がきいている。今回はただの自己犠牲で解決しなくて本当によかった。にしても、自己犠牲ではなくて考えた上での最良の結果と八幡は言うけれど、端から見たらただの自己犠牲でしかない。やはりそうしておきたい...続きを読むPosted by ブクログ
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このラノ1位だったので購入して読んでみた。
ぼっちの思考がよく描けていて面白かった。というかこれは作者の単なる実体験に基づく自虐伝なのではないかとさえ思えてくる。キャラが立っているのでシリーズとして読むのが楽しみである。またあまりオタクなネタに走りすぎていないところも良い。それでいてスクールカース...続きを読むPosted by ブクログ -
緊張の巻。
7巻を読み直して臨んだ。
7巻で「ヒキタニさん何間違ったの?」という疑問が、私の結論を裏切る形で鮮やかに描かれ、そこにむしろ、「ヒキタニさんだからこそ」の<若さ>の苦さが描かれている。
頭が良すぎて人が良すぎると、こんなに苦い人生を歩むことになるのか。
それでもヒキタニさんは戦う。
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読者に違和感を与えつつ、物語としては完結させて、最後にその違和感の理由を形にして次回に引くとか、ずるいー。
超面白かったがゆえの、ずるさ。Posted by ブクログ -
8巻のメインテーマは「生徒会長選挙」。八幡や雪乃がいる奉仕部に対して生徒会長選挙に関する依頼が平塚先生経由で舞い込んできます。
予想できる展開はいかにして生徒会長に当選させるか、という話だと思いますが8巻は全くその逆。依頼内容は「生徒会長選挙で当選させないようにしたい」というもの。
立候補した、とい...続きを読むPosted by ブクログ -
評価:☆5
間違い続けるひねくれボッチの青春ラブコメ第8弾。
※最新刊で発売後まもないのでネタバレ注意です。
7巻もなかなか後味悪かったけど8巻もなかなか・・・。
今回は、一年のいろはすこと一色いろはが周囲の(多分に悪意を含んでいるであろう)悪ノリで生徒会長に立候補してし...続きを読むPosted by ブクログ -
7巻に続いて、とても楽しませてもらった巻でした。また、同様、「まちがいつづける」巻でもあったんでしょうね。奉仕部が生徒会にそのまま移動って何それたぎる未来。でも、得られなかった未来。馴れ合いに堕してしまった感があるいま、どのような破壊が待ち受けているのか。いかにして再生するのか。大いに期待したいPosted by ブクログ
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唯一、密室トリックを作ってしまったところにがっくりきましたが、流れ的には最高潮。ヒッキーとゆきのんの魅力満載の巻でした。ついでに葉山くんも。Posted by ブクログ
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間違っていない話になり始めているような。あの卑屈さ加減が、自虐的に感じているのだが、間違っていなくなったときのテイストは、どんな感じなのだろう。Posted by ブクログ
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最後の数ページの展開が良かった。なんだ、間違って無いじゃないか。そうなると、この小説のテーマから外れてしまう。今後の展開に期待。間違っていて欲しいな。Posted by ブクログ