丸田勲のレビュー一覧
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江戸時代の時代小説を読むときに便利!
本書の構成で最初に三貨制度(金・銀・銭)と
現代の物価換算がなされています。
最初に基準がはっきりしているので
ここさえ押さえていれば、
後はどこを読んでもすぐ分かるようになっているのが嬉しい♪
後々、時代小説読むときに便利なので、
等価価値を書いておきま...続きを読むPosted by ブクログ -
私の近い祖先は、江戸時代人であるという事を再認識しました。
物の価値を通じて、歴史を具体的に学べ、現代に活かせる知恵を見つける事が出来ました。Posted by ブクログ -
金銀銭の換算がきちんとできないままに読み始め、結局できないままに読み終わりました。
理屈はわかる、けど、日常使わないとなると覚え難い…
もちろん、全てを網羅することはできないのだけれど、江戸の物価の概略はつかめたような気がします。
というより、今以上に物価が行ったり来たりしていた当時、400年のうち...続きを読むPosted by ブクログ -
ここであげている物価は、文化・文政期(1804-1829年)を中心にしているそうで、江戸時代後半にはなるけれど、それでも●銭といわれると?だったものが、今の物価だと●円と書かれていると非常に判りやすいです。
この時代の職業(収入)に衣食住に娯楽、お伊勢参り(支出)のことがさらりとわかりやすく書かれて...続きを読むPosted by ブクログ -
以前からTVで時代劇を見ている時に、「この長屋に住んでいる人達は一体いくら位稼いでいたんやろか?」とか「この屋台で食べている蕎麦は一杯いくらなんやろう?」なんて、疑問に思ったことがあります。
本書はそんな疑問に見事答えてくれます。
一例をあげると・・・
・将軍の小遣い
・職人や奉公人の年収
・長...続きを読むPosted by ブクログ -
しゃばけの若旦那は本当にいいとこのぼんぼんだったのねーと納得できる本でした。「文」や「両」が今の感覚でいうといくらくらいだったのか分かります。この本を脇に置いて時代小説を読みたいなあ。Posted by ブクログ
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江戸時代と現代とで、単純なお金の比較はできないそうなのだけれども、1つの指標に当てはめて、色々なものの値段を列挙し、そこから当時の生活を探ろう、という趣旨。著者は、かなり細かく、色々な値段を調査している。
しかし、それよりなにより強烈に印象に残ったのが、当時はどこでもかしこでもすぐ売春を始めてしま...続きを読むPosted by ブクログ -
全般的に食品の値段が現代よりもはるかに高かった。
タイトルはそのことを簡単に示していて秀逸だと思う。
生産力の上昇が価格低下に繋がったのだろうか。
Posted by ブクログ -
ゆで卵が1個400円、たくあん1本300円、マグロ1尾4,000円、握り寿司1貫160円、蕎麦320円、しるこ320円、居酒屋の飲み代700円〜1,400円、いなり寿司1個80円、鰻の蒲焼1皿4,000円、カステラ9,000円、桜餅80円Posted by ブクログ
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100両っていくらかいまいちピンとこなかったけど、1280万円って考えたら結構な金額。食い詰め浪人なら悪事にも手を染めるよなあ・・。Posted by ブクログ
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≪目次≫
第1章 江戸っ子の稼ぎ
第2章 裏長屋・庶民の暮らし
第3章 繁盛店のうまい物
第4章 江戸のエンタメは盛りだくさん
第5章 一度は行きたい伊勢参り
≪内容≫
タイトルの通り、江戸時代の様々なものの値段を詳細に記した本。
ただし、江戸時代は265年間と長いので、基本的には19世紀初頭
の...続きを読むPosted by ブクログ -
以前から長屋暮らしの人々がどうやって生きていたのか興味があったので、面白く読めた。
1つの指標として参考にしたい。Posted by ブクログ -
生まれた時から「円」を使って生活してきているので、江戸時代の貨幣単位である「両」について、どのくらいの価値があったのか大変興味があります。
長年思ってきたのですが、このたび、江戸の経済を「円」に直して解説してある本、ということで思わず手に取ってみました。
幕府の役人の大岡越前守の年収が2億円...続きを読むPosted by ブクログ -
時代劇など見てもよく分からないのが物価の感覚。まぁ、現代社会の円ドル相場みたいなものでもすぐに1-2割は変わってしまうし、購買力平価では、、、とか、様々な換算法があり、江戸時代となるとさらに難しいのだけど、庶民の生活費などから一文20円というのが著者の唱える交換レート。・一石は一両=12万8千円。四...続きを読むPosted by ブクログ