高間邦男のレビュー一覧

  • 組織を変える「仕掛け」~正解なき時代のリーダーシップとは~

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    変わり続ける社会環境。この変化に企業が対応していくためには変革が必要、ということはずっと言われ続けてきました。ビジネスの教科書には必ず載っている言葉です。しかしながら、わかっていても変革ができていないことも少なくありません。それは変革の本質を捉えていないことが大きな要因ではないでしょうか。この本では、ホールシステムアプローチやU理論などのイノベーションのアプローチを踏まえて変革に向けての踏み込んだ考え方が整理されています。

    以下、要約と解釈です。

    変革を求める企業に求められる基本的な考え方 ⇒ 複雑性の増す現場を見る
    企業には常に環境に合わせて柔軟に変化し、社会に必要とされる価値を継続して

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    2012年04月12日
  • 学習する組織~現場に変化のタネをまく~

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    後半が特によい本。

    書いてあること自体ももちろんコトバの使い方がうまいのですが、自分の思考を促してくれるタネが埋まっていて、創発された気づきが得られたのが一番の収穫かなぁ。

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    2019年01月20日
  • 組織を変える「仕掛け」~正解なき時代のリーダーシップとは~

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    タイトルである組織は、ヒトとヒトのつながり。
    そのためには、ダニエル・キムさんの「成功の循環」のように、?関係の質の向上→?思考の質の向上→?行動の質を向上 の原点である「関係の質」こそが組織変革のプロセスのキーとなる。
    その関係も、異質な者同士の相互作用により創発を起こすことが質の向上につながる。
    組織を生命体と捉えて、弱いものは自然淘汰されながら、質の高いもののみが生き残る。
    このような自己組織化により組織が進化する。
    理想の組織ですね。

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    2017年05月07日
  • 学習する組織~現場に変化のタネをまく~

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    非常に頭に入り易い読み物でした。
    センゲの"学習する組織"よりもスンナリと読み込むことができました。
    著者である高間さんの経歴をみると、産能総研にも在籍していたとのこと。
    言われてみれば、"HRM戦略" で学んだフレーズが多々ありました。
    段々と自分の中に"学習する組織"の下地が形成されつつある感があります。

    あとは実践でのPDCAだ!
    これだと思ったものについては、徹底的に読み込む、裏を取る、繰り返す。。。
    職人さん的に、体に染み込ませる様な学び。
    何らかインパクトを自分自身に与えないと、本当の意味で身につかないと考えているので。

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    2017年05月07日
  • 学習する組織~現場に変化のタネをまく~

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    ピーターセンゲの本が根っこのようだけど、だいぶ著者の考え方がはいってるので、別物。
    これっていうキーワードは頭に残らなかったけど、いい内容ではある。

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    2013年09月11日
  • 学習する組織~現場に変化のタネをまく~

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    人材開発のコンサル会社をやっている著者の書いた人材開発のノウハウ本です。
    専門家なだけあってかなり眼識があるようで、コンピテンシーやら人材開発で活躍する人材の特徴やら意見を出すための打ち合わせの方法やら、話は多岐に渡っていたのですが、終始安定したクオリティでした。
    バランススコアカードなども概念としては知っていたのですが、こういう現場で使っている人から改めて説明されると理解が進みます。

    ビジョン・戦略・戦術・評価へとブレークダウンしていく、というロジックとしては非常に単純な構図になっていても、この整合性を取るのは非常に困難です。
    特に具体的な数値目標・評価項目に落とし込む段階で重み付けがうま

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    2012年12月02日
  • 組織を変える「仕掛け」~正解なき時代のリーダーシップとは~

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    成功例だけで無く、失敗例から学んだことも書かれており、より実践的な内容だと思いました。
    試してみようと思うことが何個かありました。

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    2012年02月27日
  • 学習する組織~現場に変化のタネをまく~

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    ネタバレ

    組織論に関して基礎的なことにも触れ、
    目指すべき方向を書いている。

    だが、、、話が分散しすぎて読みづらい。
    基礎の部分が多方面に展開してるので、
    知っている部分が多かったし、具体的な話が少ない。
    そのため、主張が弱い感が否めない。
    その上横文字乱用。覚えずらいのから、
    よく聞くけど、意味が取り違えてしまう単純な単語。
    読んでて、兎に角集中しづらかった。

    必要なことは変化への意志共有。そして時間をかけること。
    また分析的思考ではなく、時系列も含めた、
    システムシンキング。(=システム思考)
    これは論理的思考とも若干異なる。

    1つの課題を徹底的に掘り下げて解決してい

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    2011年04月19日
  • 組織を変える「仕掛け」~正解なき時代のリーダーシップとは~

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    [ 目次 ]
    第1章 仕事をめぐる環境が、大きく変わった(メンタルモデルの大きな転換点;マネジメントのあり方に影響を与える、環境の変化)
    第2章 組織は生命体(組織のメタファーを変える;組織の生態系が壊れると、何が起こるのか)
    第3章 「働きがい」をつくり出す方法(関係者が一堂に会するホールシステム・アプローチ;ギャップアプローチ ほか)
    第4章 ポジティブアプローチで組織を変える(信頼感のある対話の場をつくる;メンバーの「察知力」を高める ほか)
    第5章 組織を変えるプロセスをコントロールする(組織変革の九つのステップ;全体観をもち、状況の共有によって視座の向上を図る ほか)

    [ POP 

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    2011年04月10日
  • 学習する組織~現場に変化のタネをまく~

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    新書の難しさというのは、自らで要点をまとめていかねば
    いけないところだと思う。
    そういった意味で、この新書の要点をまとめ、実践に落とすまたは
    理想をイメージするというのはとても難しい。
    けど、知恵をもらうためのヒントはたくさん隠されている感じ。

    ・Q×A=E
    クオリティ×アクセプタンス=エフェクト
    ・ベクトン・ディッキンソン
    ・エンゲージメントとは、自分の成長や働きがいを高めることは
    組織の価値を高めるということ
    ・動機付け要因は、達成を認められる、成長できる、責任が増えること。
    ・学習機会とは、ピカピカ光る背中を持つ人間の周りをウロウロできること。

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    2015年11月12日
  • 学習する組織~現場に変化のタネをまく~

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    組織開発に関する索引のような本。
    さまざまな考え方の紹介をしているが、これを読んだだけでは何もできない。
    次にどんな内容を学ぼうかを検討するには良い本。

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    2009年10月04日
  • 組織を変える「仕掛け」~正解なき時代のリーダーシップとは~

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    どうもいわゆる「コンサルタント」と呼ばれる方たちの著書は、いまいち「ん?何を言っているの?」という箇所が必ずある。
    例えば「ポジティブアプローチで組織を変える」という章の中の一節に、次のような内容が載っています。
    「一般的に、組織がストーリーを広めるねらいは、理解してほしい事柄を物語にしたほうが、聞き手の関心を引きやすく、記憶に残りやすく、
    自由な解釈の余地があるので共感しやすいということでしょう。」
    そしてここから・・・
    「しかし、こういう理解でストーリーテリングを行っても、ストーリーのダウンローディングになり、自他非分離の場づくりや、知識の生成エネルギーは
    湧き上がってきません。」・・・ん

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    2009年10月04日
  • 組織を変える「仕掛け」~正解なき時代のリーダーシップとは~

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    ネタバレ

    ポジティブアプローチで組織を変える
    原則1 信頼感のある対話の場をつくる
    原則2 メンバーの「察知力」を高める
     食器をそのまま返すか、洗って返すか
    原則3 一人ひとりをリスペクトし、強みを認める
    原則4 主体性を引き出す
    原則5 自他非分離の場をつくるーストーリーテリングの重要性
    原則6 暗在的リーダーシップでサポートする


    組織を変えるプロセスをコントロールする
    ステップ1 全体観をもち、状況の共有によって(メンバーの意識や)視座の向上を図る
       命令ではない(メンバーにやらされ感が生じる)
       マネージャーが自分の想いを語る
       他社、他ステークホルダーの声を直接聞く
       直接

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    2021年03月11日
  • 学習する組織~現場に変化のタネをまく~

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    組織において、変革が必要だと感じている人、またはミドルマネージャークラスの人、仕事でモヤモヤしている人に読んでほしい1冊。

    以下、私自身が一番勉強になったことについて、私なりの解釈です。
    **************************************
    組織変革に必要な存在、「チェンジ・エージェント」。
    何か問題が起きた時、「〜だから、〜するといい」とすぐに自分の知識、経験から答えを出す人は向いていない。
    物事を俯瞰的に捉え、「なんでだろうね」と立ち止まることができる人。それがチェンジ・エージェントに求められている資質。=「止観」できる人。
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    2019年06月16日
  • 組織を変える「仕掛け」~正解なき時代のリーダーシップとは~

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    トップ一人が全体を引っ張る組織では、現在の複雑化したビジネス環境で生き残ることは難しい。自立した個人により作り出されたチームこそが、この環境の中でうまくやっていける。と、本書は主張する。ゲイツや、ジョブズなどのスーパー経営者がいるため、「なるほど、その通り」とはいえないが、それでもこの主張はある程度納得できる。 本書は、「自立した個人により作り出された組織」を作り出すプラクティスを紹介する。今、流行のサーバント・リーダー型リーダーシップのプラクティスや思想と非常に似た感じを受けた。

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    2018年10月23日
  • 学習する組織~現場に変化のタネをまく~

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    「学習する組織」についてのコンパクトな解説書で、情報量は結構多い。日本的な環境において、実践していくためのアドバイスも豊富である。

    センゲ的な「学習する組織」だけでなく、それをコンピテンシーや目標管理など人事制度に結びつけるための考え方とか、従業員の成長に結びつけるためのアクションラーニングとか、戦略を実行に移すためのBSCとか、具体的な会社の制度に結びつけるときの考え方が結構詳しく言及されている。

    そこが、既存の経営管理、人事管理制度を抱えながら、「学習する組織」に取り組もうとしている実務者にはとてもよいところだろうか。

    一方、センゲ的な「学習する組織」を日本で取り組むためには?

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    2017年05月02日
  • 組織を変える「仕掛け」~正解なき時代のリーダーシップとは~

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    自己組織化を実現するうえでの概要が解説された本。NLPといったキーワードを含め、知識を整理するのによい。

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    2016年08月09日
  • 学習する組織~現場に変化のタネをまく~

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    この本のベースとなっているピーター・ゼンゲの「最強組織の法則」に、うちの会社の経営者が心酔していることから、その解説本という位置づけで読んでみました。会社で受けた企業文化の研修と非常に近しいところもあるし、多少の予備知識があった文、分かりやすく読み取れました。
    とはいえこの手の組織論とか人事論って、学問だけで語っていくと本当に疲れるし内容も薄く感じちゃうんですよね。随所に散りばめられたケース・スタディをもう少し掘り下げて紹介いただくと、初めて読んだ人にももっと伝えたいことが伝わるんじゃないかなぁ、と、自省も兼ねて思いました。
    正直、買ってから手をつけるまでにだいぶ時間があいてしまっていたのです

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    2012年08月14日
  • 組織を変える「仕掛け」~正解なき時代のリーダーシップとは~

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    ピーター・センゲの「学習する組織」における実践の方法論がまとめられている。ポジティブ心理学やストーリテリングの必要性なども言及している。読みやすかったです。

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    2010年07月15日
  • 組織を変える「仕掛け」~正解なき時代のリーダーシップとは~

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    変化のスピードが加速し、複雑性が増大した現在の環境下で変化に合わせて、組織を変えるにはどうすればいいのか。また、求められるリーダーシップのあり方などについて考える本。手法が示されているわけではない。

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    2010年07月13日