木村泰司のレビュー一覧
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借りたもの。
ルーヴル美術館所蔵の定番――外してはいけない――絵画作品を通して、最低限の教養としての美術を解説したもの。
すなわち、ルネサンス~新古典主義(A.D.1400~1900)までの西洋古典絵画の美術史を解説。
イタリア、フランス、スペイン、オランダ、フランドルの5つの地域に分けて掲載。
各国の美術の興亡がその国の盛衰の指標にもなっている。
イタリアにはじまり、他の地域へ……美術後進国だった他の国々が、アカデミーを設立したり、それはプロパガンダ――国の威信を喧伝する――ために使われていた。
なぜビジネスエリートなのか…それは絵画の中に経済の発展、それに伴う市民階級の台頭――庶民文化の発 -
Posted by ブクログ
西洋名画にまつわる小噺を紹介する本.
「人騒がせな」というのは特に意味がなく,名画やそれを書いた人それぞれにエピソードがあるんですよというのにとどまるのみ.
「日本では美術史と美術評論の線引きが曖昧.名画やそれを書いた人を神格化しがち.」
ー>確かに.
「美術品を見るのではなく読む(時代背景,意図,ヒエラルキー,倫理,社会etc)」
ー>
こういう絵画を見る(読む)のってリテラシーがいるね.
自分にはそれがないことに気づいたからだからこそ最近こう言うものに興味を持ち始めたのかもしれない.無知の知
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「これが写っている