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Posted by ブクログ 2013年03月09日
序章に、【「赤の他人の肖像画なんかを観て、何が楽しいんだろう」と感じる方もいることでしょう】とあります。まったくそう思っていた私ですが、この本を読んで、描かれた人の物語を知った今、肖像画を見る目が変わりそうです。
ヨーロッパの宮廷で行われてきた政略結婚、権謀術数、その背後にある愛とロマンなど、今で...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月23日
アン・ブーリン、エリザベス1世、メアリー・スチュアートや
ポンパドゥール夫人、マリー・アントワネットなど
中世、近世の13人の有名な女性。
彼女たち自身の肖像画と、
彼女たちの人生に深くかかわった人たちの肖像画が
カラーで紹介されます。
さらに、写実性は写真に譲り、美しいだけの肖像画を描いた
ヴ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年02月27日
初めてイギリスの歴史に触れる方には少し難しいのではないかと思う。
結構内容がぎっしりで詳しく詳しく知りたい!と思う方にはお勧めの本。
私は、メアリー・スチュアートの章がとても面白かった。
歴史を知るときに肖像画があるとすんなり頭に入ってくるのは気のせいであろうか。絵画にも興味があるし、歴史も知りた...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月17日
外見の理想化ばかりしてモデルの内面を描くことができなかったことに対して、美術史でヴィンターハルターに厳しい評価が下るのは致し方ないのかもしれません。
「名画の言い分」の木村氏の最新刊。美術も歴史もどちらもお腹いっぱい堪能できる一冊だ。冒頭のヴィンターハルターは、あの有名なエリザベートの肖像画を描い...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年06月04日
一人一人の肖像画がドラマティックに見えてくる。
社会的身分に相応しく理想化し、そこに人間性も表していくという肖像画の役割は、当時はなくてはならないものだったんだな。
王の愛人を公式化していく流れや、それでのし上がっていく女性達のパワフルさに驚き。若くして亡くなる方も多く、その心労や、子供を沢山産んで...続きを読む
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