木村泰司のレビュー一覧

  • 名画の読み方―――世界のビジネスエリートが身につける教養

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    まさに探していたドンピシャの本。
    ヨーロッパ旅行中に美術館に行っても「きれいだなー」とか「解説を読んでその気になる」を防げる本。

    もともと聖書とコーランを買って読み解いてから美術館に行こうと思っていたのですが、この本一冊で十分。

    他のイメージを読む、とかでも勉強していたのですがこちらのほうがわかりやすい。要は、絵は時代背景に沿って文章化できないメッセージをさも書籍のように残して表現しているもの、ということ。まさに読み方を学べる一冊。

    電子書籍版も買って、美術館に持っていこうと思います。

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    2019年01月03日
  • 名画の読み方―――世界のビジネスエリートが身につける教養

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    絵画を、歴史画、神話画、肖像画などのジャンルごとにわけて解説する。美術史をひろく捉えるにはうってつけ。ただ、西洋とくに西ヨーロッパに偏っていることは否めない。

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    2018年12月31日
  • 人騒がせな名画たち

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    それぞれに興味深く、絵を「読む」というアプローチが、私にとっては新しかった。
    中でも、ルノワールの「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像」(「小さなイレーヌ」)。
    モデルの少女の生涯が印象的だった。

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    2018年12月28日
  • 美女たちの西洋美術史~肖像画は語る~

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    外見の理想化ばかりしてモデルの内面を描くことができなかったことに対して、美術史でヴィンターハルターに厳しい評価が下るのは致し方ないのかもしれません。

    「名画の言い分」の木村氏の最新刊。美術も歴史もどちらもお腹いっぱい堪能できる一冊だ。冒頭のヴィンターハルターは、あの有名なエリザベートの肖像画を描いた人。でも確かにこの絵は知っているけれど、ヴィンターハルターさんについてはあまり知られていない。肖像画を見る時、「眼光がすごい…」「怖そう!!」「わがままそうだもんね」など、つっこみを入れたくなるものだが、このエリザベートは、「すてき~」「きれい~」しか出てこない。一国の主たる者、そんなアイドルのプ

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    2015年07月17日
  • 世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」

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    苦手な分野ではあったが何とかインプットしたくて手に取った一冊です。

    数年かけて少し読んでは頭から、を繰り返してやっと読み終えました。歴史的・文化的背景を含めてとても勉強になりました。

    一方で、これは致し方ないのは承知の上だが、やはり絵画はカラーで見た方が良いだろうと思いました。これはまた別の本を読んだり、実際に美術館に足を運びながら補完して行こうと思います。

    長年の戦いに終止符が打たれた記念に感想を書きました。

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    2025年10月12日
  • 人騒がせな名画たち

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    印象派とか、写実主義、ロココ調とか聞いた事はあったけど、本当に無知でした。

    絵は読むものっていうのがすごいなぁと思いました!!
    目からウロコだし、画家たちは絵画をもってビジネスしてたんだなと改めて痛感。描きたいものを描いている画家もいるけど、顧客が喜ぶ絵を誇張して描いたり、描きたくもない対象を描いたり、なかなかの戦略だな〜と感心しました。

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    2025年02月25日
  • 世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」

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    タイトルの通り、教養として美術史を勉強できる本。
    世界の歴史背景が美術にどのように影響を受けて変容してきたかを詳しく説明してくれてるので、世界史の勉強にもなります。
    画家や絵画の歴史的背景を知った上で絵画を見るとより楽しくなると思うので、時々読み返したいなと思える本でした。

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    2025年01月18日
  • 名画という迷宮

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    一生を慎ましく暮らした人もいれば宮廷画家となり名声を得た後降りた人、逃げた果てに助からずなくなってしまった人、外交官と画家を両立し華々しい人生を謳歌した人…本当に様々で人生ドラマを見ているみたいに面白かった。

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    2024年03月29日
  • 人騒がせな名画たち

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    なるほど、絵を見るにしても、その背景とか絵の中に隠れた意味を知った上で鑑賞するのでは、きっと記憶も違うと思った。
    本の表紙を飾るのはフラゴナールの「ぶらんこ」。
    制作された1767年当時、ぶらんこに乗ることは性行為を意味したそうで、片方の靴が脱げているのは、貞節の喪失を意味している。暗くて判りにくいがスカートの中を覗いているのが愛人。腕を立てているのは性的興奮を表している。ぶらんこの後ろで綱を引く初老の男性が彼女の夫。左上で口に指を立てているキューピットは「内緒」と囁き、娘の背後の童子は、事の成り行きを見守っていると、、、
    そこまでは読みきれないな。
    また知りすぎると逆に興ざめしてしまうところ

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    2022年09月27日
  • ゴッホとゴーギャン ──近代絵画の軌跡

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    タイトルの2人だけでなく、
    印象派からピカソまでの、
    特に我々日本人が一番好きな時期における
    西洋美術の流れがよく理解できました。

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    2022年05月26日
  • 世界のビジネスエリートは知っている ルーヴルに学ぶ美術の教養

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    今まで美術館に行っても綺麗だなーという気持ちにしかなっていなかったので、序章だけでも勉強になった。背景を理解することで深く作品を味わえることがわかった。

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    2022年05月08日
  • 世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」

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    ・美術を知ることは、その国の歴史や文化、価値観を学ぶことでもあるのです。

    ・ギリシャ人にとって人間の姿は、この神から授かったものであり、美しい人間の姿は神々が喜ぶものと考えていました。「美=善」という信念・価値観があった。
    ・ギリシャの男性に兵役の義務があった。つまり、体を鍛えることはギリシャ人男性にとって必須であり、その結果、肉体の優秀性を競い合うことになった。
    ・古代ギリシャでは主に男性美を追求したギリシャ彫刻が発展する。

    ・ペロポネソス戦争以降、粛清が行われるなど恐怖政治がアテネを支配する中で、美術における嗜好はその反動から享楽的なものを求めるようになる。
    ・紀元前5世紀の崇高で荘重

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    2022年02月13日
  • 世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」

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    西洋美術史の流れがとても分かりやすい。現代アートは好きだが西洋画の知識はほとんどなかったためこの本を選んだ。ギリシャ美術から19世紀までの歴史が書かれている。その時の時代背景、宗教が美術に影響していることがよく分かる。美術を教養として身につけることの重要性が分かったと同時に自国への理解を深めていきたい。現代美術までの歴史も詳しく知りたいと思ったため他の本も読んでみようと思う。この本を読んだことで大体の歴史の知ることができた。名画をいつか自分の目で見てみたいという思いが一層強くなった!

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    2022年02月27日
  • 人騒がせな名画たち

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    タイトルの『人騒がせ』か
    どうかは分からなかったですが、
    絵画の裏に隠された画家の意図を知るのが
    好きな方にはおすすめ!

    知名度が絶妙な絵画ばかりで良かったです!

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    2022年01月23日
  • 世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」

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    美術の潮流を大まかに理解できた。
    それぞれの背景や宗教との関係、対立などが大事であると感じた。
    また昔は庇護してもらい、それぞれのグループを作っていた。
    フランス古典主義と新古典主義 と ヴェネツィア派とロココとロマン主義 の対立 の構図は面白かった。

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    2021年09月09日
  • 世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」

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    出勤前のテレビ東京のモーサテ『リーダーの栞』コーナーで、文明堂の社長が紹介していたのを見て即購入。
    ビジネス書ですが堅苦しくなく読みやすい。世界の歴史と西洋絵画との関わりや移り変りが、わかりやすく頭の中も整理されてとても面白かったです。

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    2021年07月11日
  • 世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」

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    今まで見てきた絵画の意味を俯瞰で捉え直すことができて、ビジネスエリートからは程遠い私にとっても面白かった。

    ただ、紀元前からの歴史を扱っているがために、それぞれの時代、絵画に対する説明はあっさりしている。
    自分の好きな画家の絵について、もう少し深く知りたいなと思った。
    つまり、入門書としてはきっととても良い本なのだと思う。

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    2021年07月08日
  • 世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」

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    西洋美術が体系的に学べて勉強になった。原田マハをきっかけに美術に興味を持ったが、やはり美術は歴史の背景や画家の人間性など学んでから見るとより面白い。元々、印象派がやはり好きだかロココ絵画も面白いなぁと。その他にはロマン主義のドラクロワも見てみたい。印象派はやはりルノアール!でもマネの絵も最高です。とにかく2021は美術館に行こう.!

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    2020年12月23日
  • 人騒がせな名画たち

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    名画に隠された面白い話を知ることができて面白かった。こういった細かい知識を積み重ねていくことで、美術作品を楽しめるようになっていくと思う。

    ただ、自分の知識が無いだけかもしれないが、もっと「凄い、、、」となるような話が欲しかったなー、とも思った。

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    2020年09月27日
  • 世界のビジネスエリートが身につける教養「西洋美術史」

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    ビジネス的要素がほとんどなく、シンプルに西洋史と美術史を分かりやすくまとめてくれていて、世界史も美術もすごく苦手な自分にはピッタリでした

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    2020年07月26日